山本譲司,2018,刑務所しか居場所がない人たち──学校では教えてくれない、障害と犯罪の話,大月書店.(10.2.2020) わが国の司法福祉の貧困と、障がい、とくに知的障がいをもつ人々の「累犯」問題の解決を訴えてきた山本さん。本書は、子どもから高齢者まで、年齢を問わず読んでほしかったのだろう、漢字にルビがふられ、だれでも読めるようになっている。 刑務所が福祉施設代わりになっている現実は、早急に変えていかなければならないことはいうまでもない。