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年金保険料6兆7878億円、保養施設の建設などに流用

 厚労省が今年6月に発表した、平成17年度財政状況(厚生年金保険・国民年金(基礎年金))によれば、厚生年金の年度末積立金は140兆3,465億円、一方、国民年金の収支残額は1兆4,142億円である。厚生年金はともかく、破綻寸前の国民年金、実にその積立金に迫る額が流用されていたことになる。
 どうみてもこの国はもう終わってるな。働けるだけ働いて海外に逃げた方が良さそうだ。だみだこりゃ。

年金保険料6兆7878億円、保養施設の建設などに流用
 保養施設グリーンピアの建設・運営など、社会保険庁が年金給付以外に流用した厚生年金や国民年金の保険料総額が、1952年度から2007年度までの56年間で、計6兆7878億円に上ることが14日、社保庁が民主党に提出した資料で明らかになった。
 内訳は、厚生年金が5兆4281億円、国民年金が1兆3597億円。項目別で最も多かったのは、厚生年金会館や年金相談センターの整備などに使われた「福祉施設費」が3兆5445億円だった。グリーンピアの建設や住宅融資の原資などで旧年金福祉事業団に出資した「出資金」が1兆953億円。年金記録の管理システムの維持管理費などの「年金事務費」は8519億円だった。
 流用額を年度ごとに見ると、79年までは最大でも600億円程度だったが、80年度はグリーンピア建設費などが伸びて1707億円に急増。以後、増加傾向が続き、01年には3095億円の最高額となった。
(2007年9月14日21時49分 読売新聞)

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