時代を超えて読み続けられてきた古典には、現在においてもなお現実妥当性を失っていないものも少なくない。いまとなってはさすがに鮮度の落ちた感のある叙述も目立つが、本書もその一つだろう。心理テストを度し難いプライバシーの侵害としてやり玉に挙げる先見の明には驚かされる。
目次
第一章 別れ道
第二章 希望
第三章 私たちは今どこにいるのか、そしてどこへ向かっているのか
第四章 人間的であるとは何を意味するか
第五章 技術社会の人間化への諸段階
機械化、大量生産、大量消費…感情を蝕む現代社会の病理を鋭く分析、人間が主体性を取り戻すための「行動提起」の書。
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