周りのすべてのものは、芸術家にとっての素材のようなものであると同時に、作品でもある。
すべての人もまた、友人であると同時に他人でもある。
師匠であると同時に弟子でもある。
惹かれる人であると同時に離れたい人でもある。
すべてのものは矛盾せずに、自分がこうだ、こういう存在である、という言明を与えてくれる機会に過ぎない。
だから、自分が選ばなかったものは否定しないこと。
自分が選んだものは愛し、大切にし、抱き取ること。
そのために、機会を生かすこと。しかも最大限に生かすこと。
その在り方を求めていくことが真の内なる願いである。
そして、コミュニケートする存在として、より良い在り方を求め続けていくこと。
それが私の唯一の使命であり、目的である。
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