困ってます、本当に。
この地域は、農業が盛んではありますが、
家畜も盛んなようです。
あちこちに、牛舎があります。
当然、フンも毎日出ます。
今まで、鳴き声や臭いのことをお話ししましたが、
問題は、畑の中です。
畑の中に、小さな厄介者が
い〜っぱい存在してることです。
そして、居て欲しい小さな者たちが、
極端に少ないことです。
普通といえば普通です。
現代のよくある形で農業をやってると
珍しい光景ではありません。
この写真を見てください。
これだけの面積の土地の中で、
今日初めてミミズを発見しました。

もうすぐ、Dの畑も終わります。
それで、やっと1匹です。
沢山いると、有機物が多過ぎるとして、
それはまた問題ですが、今、あまり良い環境に
無いようです。この畑たち・・・。
逆に多過ぎるのは、雑草の種です。
Dの畑でさえ、もう小さな雑草の芽がびっしりです。
これから、本格的にA・C・Dの順に畝を作りますが、
Aは、雑草に覆われてます。
CとDも時間の問題でしょう。
通常、畝を作って雑草をその上に敷きつめて、
新しく芽が出ないように草マルチとして活用します。
それ用の数も足りませんし、
この雑草は、マルチに使えない輸入物の厄介な雑草です。
根性が違います。
これ、家畜のフンが原因なんです。
どの畑にも、ほぼ家畜のフンが大量に投入されてます。
軽トラック1杯で1,400円ぐらいだそうです。
そりゃあ、袋詰めの商品なんかは買いませんよね。
でも、雑草の種が大量に含まれてます。
エサにタネが含まれてて、そのまま排泄されます。
そして、毎回、大量に畑に蒔かれます。
しかも、輸入物の厄介な雑草の種です。
話が長くなりましたが、何日も考えた結論です。
このタネをある程度取り除かないと、
作物が負けて育たないかも?
(私の作業が追いつかない。)
自然農に必要な生き物は、目に見えるものも、
見えないものも、どちらも
まだ少なくて影響はあまり無いだろう。
よって、自然農をやるために、荒行事を決行します。
畝を作ってから、表面を園芸用バーナーで焼きます。
表面近くにある雑草のタネを、焼いて処分します。
無農薬の農法での、雑草対策で行われてますが、
自然農では?・・・という方法です。
マルチに使える雑草であれば、歓迎でしたが、
程遠い種類です。
何か良い方法をと、考え続け迷いましたが、
今日初めて、ミミズを見つけ、
こんなに少ないなら、悪影響も少なかろうと
判断しました。
苦渋の決断、苦肉の策・・・続きますね。
強雨で、土が流れれば、
その下のタネが芽を出す危険も承知の上です。
本来の予定に戻すための今だけの措置だと、
自分に言い聞かせてます。
そして、園芸用バーナーを注文しました。
やるしかありません。
自然農をやめるわけではありません。
自然農をやるためです。
今夜、注文をした事、
後悔して眠れないなんて無いでしょうね〜。
ちょっと心配です。