最近は、よく雨が降るようになりました。
昨夜も朝まで降ってたようです。
乾くまでデスクワーク・・・午後からやっとB畑へ。
青空も出てきたので、
出勤前に昨日の里芋も干してから出かけました。
昨日の里芋収穫前のチェックで、罠の近くにモグラ の痕跡がありまして、
今日、捕まってました。
畑への被害は無し、B畑は43匹目でした。
そして、・・・
結局、全部の棚を作ることにして、
三つ目(全体では五つ目)のトンネル棚の作成に入りました。
ハヤトウリの右隣になります。
決定ではありませんが、ハヤトウリの棚は、
ビニールハウス のパイプ(トマトの雨除けプラスアルファ)で、
作ることになるかも?(かなり安くなりそうです。)
全体の位置関係は、・・・
準備した竹が全然足りないですね。
明日の午前中は、またまた調達の時間になって、
続きは午後からです。
ここからは、以前にもお話ししたものですが、
困ってる方がいらっしゃったので、再度詳しくお伝えしましょう。
あくまで、私の経験上では、・・・ですので、
100%の保証はしませんが、
効果のある可能性は高いと思われる方法です。
私の畑では、幸いにもアブラムシの数は少ない方だと思いますが、
少しは発生してます。
記憶の中では、
1年目の育苗中のレタス苗と、ソラマメの2〜3年目。
でも、全て、米のとぎ汁乳酸菌で簡単に解決してきました。
今回、”無農薬農薬・微生物資材” のカテゴリーを追加して、
そちらに分類して、ご紹介しますね。
とにかく、アブラムシの被害って大変らしいですね。
農業を始める前に、色々と調べましたが、
アブラムシの被害が凄くて、メーカーも力を入れてる農薬のようで、
種類もいっぱいありました。
当然、私は使いませんので、
一般的に言われてる方法の、牛乳を水で薄め、
霧吹きでシュッとするつもりでした。
いざ、レタスの育苗中に発生した最初の年。
薄める比率がわからない。
牛乳の脂肪分がアブラムシの呼吸孔を塞いで
窒息死させるというからには、
薄めすぎては効果ないでしょう。
低脂肪乳ではなく、牛乳でないといけないので、
買いにいかねばならない。(冷蔵庫の在庫は低脂肪乳)
速攻で、ネットで検索した際に、
アブラムシに、米のとぎ汁にちょっとエサとなるものを加えて作る、
米のとぎ汁乳酸菌が抜群の効果があるかも?
この時点では、あくまでも効果があるかもしれない、
・・・という、ある方のブログの内容でした。
すぐに作って試したら、
夕方の使用で、翌朝には死んでました。
アブラムシは、少し緑っぽい色で、
触るとベトッとしてて、無農薬の退治には、
布で拭いとるしかありません。(牛乳のうすめ液以外では)
その状態のものが、
翌朝には黒っぽくなってて、明らかに乾いている様に見えました。
指先で、そっと触ると、ポロポロって落ちたんです。
これは良い!・・・スゴい!
それからは、この ”米のとぎ汁乳酸菌” は、常備してます。
アブラムシ外にも、病気予防にも使えるらしいと分かったからです。
完全には実証してませんが、これ以外に、
・納豆菌だけ培養したもの。
・納豆菌と乳酸菌とイースト菌の混ざった、えひめAI。
これらも混ぜたうすめ液を、いろんな病気に散布して、
解決したのもありました。
もちろん、サビ病や青枯れ病など、・・・
効果なしもありましたが。
ソラマメのアブラムシと、赤茶色の斑点ができる病気。
これには効果があるのは、2〜3年目の栽培で使用して、効果ありを実感してます。
(一年目の同じ病気には未使用で、枯れたり、生育の悪い結果になりました。)
一度作ってみれば分かりますが、簡単で安上がりです。
お困りの方、だめ元で試してみませんか?
作り方をご紹介しますね。
材料
・米のとぎ汁 500ml
・塩 小さじ1
・砂糖 小さじ2~4 (大さじ1)
・ペットボトル
作り方
① お米の汚れやごみを取り除く為に、水を注いでサッと流す。
その後、ゴシゴシと砥いで水を加えてとぎ汁を分ける。
とぎ汁が濃い方が良い。
② ペットボトルに、とぎ汁、塩、砂糖を入れて良く混ぜる。
③ 日なた(20℃くらいの場所)に数日~1週間ほど置いて、乳酸発酵させる。
必ず1日1回蓋を開けてガスを抜く。(私は、少し緩めたままにしてます。)
そして、ペットボトルを振って混ぜる。
暑い時期は日陰が良い。
④ 蓋を開けるとプシュと炭酸飲料の様な音がして、
甘酸っぱい香りがするようになれば完成。
もし変な臭いがしたら、雑菌が繁殖してしまっているので、捨てて作り直す。
まず、失敗はありません。
色々な作り方
・とぎ汁+牛乳 8:2 (低脂肪乳で良い)
・とぎ汁+砂糖+塩+牛乳(低脂肪乳で良い)
・とぎ汁+砂糖+塩+ヨーグルト
・とぎ汁+砂糖+塩+納豆1,2粒
・とぎ汁のみ
使用例
・原液では酸性が強すぎるので、500~1000倍に希釈。
・ネギ農家で、病気予防などで、25倍希釈で月2回、散布(現代農業に掲載)
以上ですが、
霧吹き、あるいは面積が広ければ噴霧器を使って、
満遍なく吹き付けられて、1匹残らず退治しやすいところが良いですね。
ちょっと脱線しますが、・・・
師匠によると、ネギって、物凄い回数の農薬かけるらしいですね。
そうではない農家さんや、少ない農家さんもいるでしょうから、
あえて数字は出しませんが、スゴい数字でした。
でしょうね、・・・
ネギだけ、大量に栽培すれば、
ネギを好む害虫が、パラダイスな場所なので、
大量発生するはずです。
ネギだけなので、病気も出やすいはず。
先ほどのネギ農家さんでさえ、殺菌剤や、殺虫剤を使ってるそうで、
使用量が、1/10に減ったとおっしゃってます。
つまり、通常の使用回数は、・・・怖い数字が想像できますよね?
都会でも、プランターで栽培できます。
スーパーで買った、根付きのネギなら、
10〜15cmほど残して植えれば育ちます。
ご自分で育てるのも良いかと思います。
私が、綺麗なネギが簡単に出来ないのは無理ないかもしれないけど、
いずれは、綺麗なネギを出荷できるのではないでしょうか?
戻ります、・・・
在庫はありましたが、
念のために新しく作って来春のために準備してあります。
写真は完成したものですが、
最初の白い濁りが、だんだんと薄くなってきて、
このようになってきます。
慣れたら、色でも判断できると思います。
いずれ、時間のある際に、・・
・納豆菌だけ培養したもの。
・納豆菌と乳酸菌とイースト菌の混ざった、えひめAI。
これらも、再度ご紹介しましょうね。
D畑の伐採作業の続報です。
伐採を続けて、ここまでスカスカになり、
木漏れ日が出来始めてます。
しかし、青の矢印から右は強敵。
緑肥のためには、竹が無い方がいいけど、ここの伐採は無理かも。
奥まで続いてて、手前だけやっても、・・・
緑矢印部分も結構伐採が進んでますが、
大きな木が生えてます。
しかも、隣家の物置の上に茂ってます。
これを伐採するなら、
その家の協力なしでは出来ないでしょう。
一度伐採すれば、かなり楽に手入れが出来るようになるはずだけど・・・って、
なんで私がやるんだろう?
そこの写真がこれですが、・・・
今現在、この部分の竹はほとんど伐採済みで、
大きな木だけになってます。
隙間から、物置が見える位まで進みました。
南側の大きな木も、(黄矢印)
この角度だと、いかに大きな木なのかが分かりますよね。
邪魔だな・・・・。
赤矢印部分ですが、
この山と、奥の山との間に、B畑があります。
朝日が登ってくるのは左奥の方だし、
夕方は、手前の山や植林された木が、早くから畑を影にしてくれます。
困ったもんです。
山間部では、このような場所は耕作放棄地になりやすく借りやすいですが、
日当たりの問題や害獣被害は多くなります。
仕方ないけど、今でも、そこそこ良い野菜が収穫できるので、
我慢してこのまま続ければ、もっと良くなるでしょう。
コメント一覧
最新の画像もっと見る
最近の「無農薬農薬・微生物資材」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事