お陰さまで
京都実践フェルデンクライス+αは、今年で2年目です。
一年目は、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師や医師、身体表現者、体育教員等の参加がありました。フェルデンクライスアプローチと個々の持つメソッドを組み合わせて新しい身体アプローチを生み出すことが目標でした。
2年目の今年は、一年目で明らかになった日本人独特の個の表現力と言葉に注目したいと思います。日本には、古来から素晴らしい整体法が様々ありますが現在は、欧米のメソッドやトレーニング方法が大売出しで安く買ったものの安かろう悪かろうの状態です。
今、まさにその海外の素晴らしいメソッドを日本人の身体感覚と思考表現に合わせて使いやすいように工夫する場が必要であります。
今年のテーマは、『プロセス』
なぜこう呼ぶか。
もうそろそろ海外志向とかいいのではないかと思うからです。
海外生活が長く、異国で成長させていただいた自分が言うのもなんですが、京都に拠点を移してから更にそう思います。
何か一つの目標に向かって自分を奮い立たせる思考の使い方や、身体を物体のようにとらえ機械的に再現性を求めて繰り返し行う様なからだの使いとか、、、。
日本人は、この西洋文化を十分試してみましたが向いていないということがそろそろ分かってきたのではないでしょうか?
そこで、西洋の物体的身体の視点から東洋の身体+時間(変化)の視点を取り入れて、常に変わりゆく有機体という止まらず、留まらないプロセスを体感できる連続がたワークショップを実施しようと思いつきました。
人生には、色々なファクターや要素があります。それを自分の尺度で取り入れたりしながら紡いでいくような織物のような存在。それが我々のとらえ直したい身体感覚ではないでしょうか。
だから上手に身体をプロセス。身体をどんな糸を使って構成させていこう、どんな質感の糸を選んでいこう、紡いでいる間に聞きたいBGMはどんなものだろう。
そんなことを考えると身体と関わる時間は、心躍るものになります。
だから、紡ぐ時間はゆっくりと丁寧に時間をかけて、
半年かけて毎月1回集まります。プロセス=熟成
其々の現場や実生活で課題をこなしていただき、習ったことを十分に実生活や活動の現場で活かす時間をとっていただきます。そこで、浮かんだ質問を次回に持ち寄ってまた講師・参加者一同問題解決の為に対話し、解決の糸口を探ります。A地点からB地点に如何に効率的に短時間でたどり着けるのかを興味の矛先に向けるのでなく、B地点に行こうとしていたが、気が付いたらあっさりとC地点にまでたどり着いた状況。そんなときにA地点をどう出発して、B地点をどうとらえて通過していたのか、その地点と地点の移行の質
に焦点を当ててみます。
『動きは人生であり、人生はプロセスである。プロセスを高めれば、人生の質を高めることができるだろう』
―Dr.モシェ・フェルデンクライス
本当にそうなのか!?偉人を疑ってかかってみましょう!
詳しくは、実践フェルデンクライス+α
~フェルデンクライスの進行形~
〈ご連絡/お問い合わせ〉
フェルデンクライス/ Movement Art Company 『実践フェルデンクライス+α』係
Felcafe(at)gmail.com
件名に『実践フェルデンクライス+α』とお書きください。
① 氏名②住所③電話番号④メールアドレス⑤職業、又はご所属⑥ワークショップ参加理由、上記E-mailで『実践フェルデンクライス+α』と明記しお送りください。
こちらから折り返し詳細チラシと振込先をご連絡いたしますので、後日お申込みください。
※ 一旦、入金されたものは、受講を研修会からお断りをする場合を除き、理由の如何に関わらず返金いたしません。あしからずご了承下さい。[定員になり次第締め切ります。]