鶴見俊輔氏。死去。
京都新聞を見て、唖然とした。
時が、一瞬止まった。
鶴見さんの考えに触れたのは、去年の夏頃だったろうか。
大学院に入って、ソマティックスをもっと実生活に基づいて捉えている日本人は、いないものだろうかと読みあさっていた頃に彼の本に出会うことができた。
こんなに近くに暮らしていらっしゃったのに、結局お会いできなかった。
彼が影響を受けた哲学。
ピラグマティズム。
わたしには、さっぱりだけれど。
この考えは、まさにソマティックスであり、ダンス以前であると感じられて、同志を発見したかの様な気がしてワクワクしたのを覚えている。
「物事や状況を自分の身体感覚で測る、
日常の実感から考える。」
これからも、この基本を大切に表現したり、活動したり、人とモノを語りたい。
偉大な賢者の存在に感謝である。