聞く・観る・触れる実行委員 秋の企画イベント |
コミュニケーションとは『1.社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。2.動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達』のことを言うそうですが、現在では教育すること、介護すること、ダンスすること、楽器を演奏すること自体も幅広い意味でコミュニケーションとして考えられています。
今コラボレーションが探索するのは、言葉や文字・身振りの先にあるコミュニケーションの可能性です。個々で存在するとまったく共通点の無いように感じられる表現媒介同士でも、交流する中でまるで元々1つのもので創造されていたかのような懐かしささえ感じる心地よく優雅な瞬間があります。
今コラボレーションでは、バックグラウンドが異なるアーティストによるそれぞれがもっとも身近に感じる表現媒体だけでつくりあげる相互のダンスをごらん頂けます。
コミュニケーションとは、私たちにとって一体何なのか?
ダンスとは何なのか?
教育や慣習、伝統や流行に関わらず
来場者と表現者、西陣ファクトリーGARDENが一体となってコミュニケーションに与えられた多様で豊かな可能性を味わっていただく企画コラボレーションです。
一般2000円
高大生1500円
中学生以下500円 未就学児・65歳以上無料
○主催:『聞く・観る・触れる』実行委員会
京都府宇治市伊勢田町南山16
Call/fax(0774)77-8487
Will language tell us what we really need to know? The Poet of DANCE Interdisciplinary project 2011Fall
言葉の先にあるもの
The human being who leads "1. social life needs to deliver an intention, feeling, and thinking communication mutually. It is carried out through a language, a character, a gesture, etc. 2. The thing which say the thing of the communication of information with a gesture, a sound, etc. performed among animals" and which is educated now although that is right, caring for, dancing, and playing a musical instrument itself are considered as communication in a broad meaning.
What collaboration searches for now is the possibility of communication at the point of language, or a character and a gesture. There is a comfortable graceful moment which feels even nostalgia as if they are like one thing from the first and were created while interchanging the expression mediation thought that there is no common feature when it existed by each. In looking, in collaboration, each by the artist from whom a background differs gets the mutual dance completed only by the expression medium felt the most familiar now.
What on earth is communication for us?
Without concerned with education, custom and tradition, or fashion,
we search what communicative dance truly is?
It is the interdisciplinary collaboration which we are about creating among visitor, an expresser, and Nishijin factory GARDEN. Would you up for experimenting together?
出演者
◆JESSE GILBERTjジェシー・ギルバート (Software and sound designer)
『SpectralGL』=インタラクティブな3Dビジュアル機を開発し、世界各国でライブパフォーマンスを展開。また、2007年にダークマターメディアLLCの開始を通じて、アートとエンターテインメントの業界でさまざまなプロジェクトのコンサルタントも担う。現在、カリフォルニア芸術大学の大学院、およびカリフォルニア州立大学サンディエゴ校の両校でフィルム&ビデオ、デジタルメディアの分野においてI.T.のアソシエイトディレクターも務めており、インタラクティブなソフトウェアの設計も指導中。 http://jessegilbert.net/
◆MOTOKO HONDA モトコ・ホンダ (Sound artist)
神奈川県横浜市生まれ、宮城県仙台市育ち。ロサンゼルス在住。カリフォルニア芸術大学院の作曲/演奏家課程、アフリカンアメリカン即興音楽専門で卒業後、ロサンゼルスに在住し、ピアノ、エレクトロニックス即興作曲演奏家、サウンドアーティストとして活動している。教育面では、NPOであるAngel City Arts の教育部門のもとで、斬新な音楽鑑賞プログラムの制作を中心に、子供から大人までの即興ワークショップ等も含め、芸術、音楽文化発展に貢献している。 http://www.motokohonda.com/
◆MEYOU KOBAYASHI ミユ・コバヤシ(Movement artist)
埼玉県熊谷市生まれ。京都府在住。カリフォルニア芸術大学舞踊科卒。ハワイフェルデンクライストレーニング終了。即興舞踊家、フェルデンクライス指導者として活動中。2010年『聞く・観る・触れる』実行委員を立ち上げ、コミュニケーションとダンスをテーマに親子ダンスワークショップ、ケア現場での職員向け体ワークショップ、表現者向け動きのレッスンを実施し表現活動推進に力を注いでいる。フェルデンクライス紹介センター主宰。
Ikon Chiba アイコン・チバ (visual and filmmaker)
Ikon, born and raised in Alexandria, Egypt, lived in NY, New Zealand and Japan. A multidisciplinary visual artist and filmmaker mainly focusing on issues of identity, personal expression and experimenting with different elements and forms. Working with current affairs, futuristic projects and art development collaboratively and individually. For more info. please visit www.ikoneatsart.com
渡米・渡欧を繰り返しながらパフォーマー、指導者として活動中。’94年Ballet Arts, Peri Danceや Limon Institute での奨学生として、 バレエ・モダンダンス・アフリカンダンス、アシュタンガヨガ・Tai-chi・カポエイラ等学んだ経験は、国内外でダンサー、指導者としての道を選ぶ大きなきっかけとなる。ニューヨーク在住中に彼女の興味は、「身体へ向けたより深い感覚とトレーニング方の探索」へと転換し、ジャイロトニック, ジャイロキネシスの指導者資格を取得するに至る。その後、拠点を日本へ移し‘05自身のスタジオ“White Cloud Studio Kyoto”をオープン。 以来、今を表現している『ココロと身体に向き合う時間』をテーマに、プロダンサー志望の子供達からプロダンサー、指導者、療法士、アスリート、アーティスト等老若男女を問わず様々なバックグラウンドを持ち活躍する方々と共にワークを継続している。自身、自身と他者(モノ)/ 空間 とのダンスと表現、コミュニケーションの可能性を探究している。