フェルデンクライスカフェの独断で決定する--世界のつわもの。
本日のご紹介は、
カリフォルニア州在住のJesse Gilbert(ジェシーギルバート・写真右)さんです。ジェシーさんは、サウンド・ソフトウェアデザイナーです。
なんでフェルデンクライスにこれが関係があるのかって?
実は、ジェシーは、
視覚の先にある、言葉の先にあるコミュニケーションの追求を3Dビジュアル機器を使って行っている方なんです。
アナログな小林とは一見間逆の立場で生きていられる方に感じられるのですが、なぜか共通点が多く会話の端々に驚かされるんですね。なぜか。実は、彼も小林の母校CalArts出身です。人って出会うときには出会うから素敵ですね~♪
彼は、現在『SpectralGL』というインタラクティブな3Dビジュアル機を開発され世界各国でライブパフォーマンスを行われています。また、2007年にダークマターメディアLLCの開始を通じて、アートとエンターテインメントの業界でさまざまなプロジェクトのコンサルタントも担っています。彼は現在、カリフォルニア芸術大学の大学院、およびカリフォルニア芸術大学とカリフォルニア州立大学サンディエゴ校の両校でフィルム&ビデオ、デジタルメディアの分野においてI.T.のアソシエイトディレクターも務めており、インタラクティブなソフトウェアの設計も指導中。
1994年にギルバートさんは、ワトソンのフェローシップを受け、ガーナ、西アフリカで音楽の勉強を年を過ごした経験もあり、主に文化の口頭伝達に焦点を当て、彼の独立した研究は、電子メディアで彼の現在のワークに主要な影響を与えてきました。
様々な経緯を経て、ジェシーによりインタラクティブかつ視覚的な楽器SpectralGLが作成されました。
ここで、SpectralGLのクールさを少々ご紹介。
SpectralGLは生の応答または録音した音声でリアルタイムの3Dアニメーションを生成する対話型のソフトウェアシステムを採用した視覚的な楽器です。フーリエ解析とオシロスコープスタイルの波形の変形を含む計算の分析ツールを採用し、SpectralGLは直感的かつ審美的に音楽を聴く者の感情的な経験にリンクされている視覚的な言語の音の深い構造を表現します。
パフォーマーとジェシーのプログラムとでアニメーションをリアルタイムに創作していきます。
オーディエンスは、見る見るうちに生き物が生まれては消え、また蓄積されては形を変えるスペクタクルな映像を目の当たりにします。感覚としては、面白い会話に釘付けになるような感覚です。(大きなスクリーンの比ではないですが、二人の最新のワークはこちら⇒http://vimeo.com/27928484)
今回の来日は、現在共にコラボレーション中の実験音楽・ピアノ奏者のMotoko Hondaと共に来日します。
そこに、小林も動きとして加わりライブパフォーマンスをつくりたいと思います!!
SpectralGLは、パフォーマーの動きやリスニングのプロセスに反映され、両者を視覚的関係にオブザーバーを配置する非常にダイナミックな3Dシーンを生成する手段を提供します。3次元表面にデジタルメディアをオーバーレイするSpectralGLの能力を皆さんと共有できたらと思います。
ライブ後には、前回Honda Motoko との2010年のコラボレーションでも行ったようにご来場いただいた方にパフォーマーとミニワークショップにてSpectralGLを体験していただこうと企画しています。
この機会に、音と映像の面白さを皆さんと深められたらと思いますので、是非是非参加してくださいね♪
for more info
coming soon!
公演日時:
2011年11月26・27日
@西陣ファクトリーGarden
Jesse bio
http://jessegilbert.net/
Jesse Gilbert works in sound and software design, creating flexible tools that are activated in live performance, via network interaction, or in installation settings. His work has recently focused on developing SpectralGL, an interactive 3D visual instrument, on building multi-channel immersive sonic environments, and on composing electro-acoustic music for the moving image. Gilbert started Dark Matter Media LLC in 2007, through which he consults on a variety of projects in the art and entertainment industries. He is currently the Associate Director of I.T. and Digital Media at the CalArts School of Film & Video, and has taught interactive software design at both CalArts and UC San Diego.
In 1994 Gilbert received a Watson Fellowship and spent a year studying music in Ghana, West Africa. His independent research, focused primarily on oral transmission of culture, has been a primary influence on his later work in electronic media.
An interactive visual instrument created by Jesse Gilbert.
SpectralGL is a visual instrument that employs an interactive software system to generate real-time 3D animation in response to live or recorded sound. Employing a number of computational analytical tools, including Fourier analysis and oscilloscope-style waveform deformation, SpectralGL reveals the deep structure of sound in a visual language that is both intuitively and aesthetically linked to our emotional experience of music. SpectralGL’s interface gives the performer the means to generate highly dynamic 3D scenes that place the observer in a visual relationship that both enhances and reflects on the process of listening. In addition, SpectralGL’s ability to overlay digital media onto its 3D surface expands upon traditional notions of presentation of the moving image, and of the relationship between sound and image.