京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

KYOTO 実践フェルデンクライス+α20125月 参加者からの課題紹介。

2012-05-25 | Staff diary

今週末5月27日からスタートする実践フェルデンクライス+α』。

参加者からの課題提出をいただき、今まさにワークショップ内容を微調整しているところです。 異なった現場で生徒、患者さんをもったプロのボディーワーカーが集まり日々のとりくみにフェルデンクライスアプローチ実践者として何を+αすることが可能か。とても楽しみです。

最初に小林が担当する基礎ワークショップでは、

はじまり

まわり

変化

を基本にメソッドを学んでいただきます。

『観察すること』『気づくこと』のみで変化させていくフェルデンクライスアプローチを皆さんとともに充実させたいと思います

さて、参加者からのメッセージを掲載しました。

まだ、参加を迷っている方、メソッドから何を得られる可能性があるのか理解できないという方は、参加者さんのコメントを参考にしてみてください。

■□■

■フェルデンクライスメソッドから得てみたいアイディア、考え方、○○の機能改善のレッスンや指導法はありますか?

または、フェルデンクライスのここが知りたい等質問がありましたらあげてください。


 このたびは知人の方に勧めていただいて受講させていただく方向になったのですが、他のボディーワークと異なる点などを踏まえた、フェルデンクライスメソッドの考え方を知りたいと思います。

とくに”学習する”という観点に魅かれています。

 ■現在、ご自身の現場で実践中の取り組み、または目的、今後改善してゆきたい点、課題などあったらお聞かせ下さい。

 「自分より身体のいい人(患者様)には、治療できない。だから病院ではかなり身体の悪い人ばかりだからある程度のことをしても回復はみられるけれども、本当の結果を求めた治療を行うためには治療者がいい身体でないと、アカンねんで」と幾人かの先生方に、同じような内容のお話を聞きまして、常に私の心にあります。ボディーワークをしっかり学びたいと思った原点です。結果の出せる治療家を目指しております。

”もっと安定した姿勢を作る””より安定した姿勢を作るために何が必要か”を題材に、私の身体の使い方などをみつめなおす機会としたいです。
 無意識下でも安定した姿勢を作れるようになりたいです。


■現在、スポーツクラブでの取り組みと課題等にこんなものがあります。これらを改善できたら嬉しいです。


①併設治療院として、会員を対象にしている場合

1.治療の傾向

運動以外の、日常生活から生じる症状の方は少ない。たとえば肩こりや頭痛とか。
よって、受傷機転や、人によっては『どうしてそうなったのか?』のメカニズムまで自分の中で考えている人が多い。その人なりの答えを持っている。
膝痛が多い。
急性を診る機会に恵まれている。

2. 治療の目的

なんとか休養は取らずに、治療と平行して運動を続けていきたい

3.どのような機能の向上を目指しているか

パフォーマンスアップ
柔軟性向上
癖直し
定期的なメンテナンスのつもりで来院する人も多い


②整骨院に来るスポーツしてる訳ではない方

1 治療の傾向

静止姿勢  デスクワークとか立ち仕事  からの肩こりや頭痛、腰痛、足のむくみの訴えが多い。運動すれば解消しそうなもの。

2   治療の目的

『とりあえず痛みをとってください』

3  どのような機能の向上を目指しているか
ゴールは疼痛除去。そこから先に、という発想はあまりしておられない。

□□□

いろいろな現場で皆さん課題やポリシーを持たれて活動されてますね。フェルデンクライスをきっかけに個々の活動に何を+αできるか。

心をこめて講師一同指導させていただきたいと思います。

   


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