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自由診療

2019-03-15 15:57:29 | 
一般的な癌の3大治療といえば、手術、抗癌剤療法、放射線療法です。
自由診療の病院に勤めている知人曰く、自由診療ではこれが

・高濃度ビタミンC点滴療法
・温熱療法
・メタトロン

になるのだそうです。
でもその知人もメタトロンに関しては、勉強会にも参加しているけれど未だ理解できていないとのこと。
ということでメタトロンは後回しにして高濃度ビタミンC点滴療法と温熱療法についての本を読んでみました。

本にはなるほどと思う説得力のありそうなが解説と、その療法に肯定的な研究結果が連なっています。ここまで効果があって副作用が無いならと、一瞬ホントにのめり込みそうになる程です。でも冷静に考えると、そこまで効果があるなら何故、保険適応にする動きがないのかな。温熱療法は保険適応になっている機械もあるので、まずは高濃度ビタミンC点滴の反論を検索してみると、本ではエビデンスとして上げられていた研究結果に対し後日、もっとエビデンスレベルの高い試験結果で癌治療効果もQOLを高める効果も無いと発表されているようです。でもその後何年も経過してからの本なのに、その事実は全くスルーされています。こういう嘘というか隠蔽を見つけてしまうと、保険適応にしようと働きかけないことも、結局その方が儲かるからなんだろうなぁとか思えてきてしまいます。

また、それぞれが自分の推奨する療法は一般的に広く知られてきたと言いつつ、他の医師の療法には全く触れないことが不自然です。知人に聞いてみたところ、勤務先の上司に当たる先輩医師への忖度とかがあるようで、本には書いて無くても実際は他の療法も取り入れていたりするそうです。

結局のところ本もネットの反論も、自分勝手で一方的な主張をするばかりです。何が正しいのか、どうやって判断すれば良いのでしょう。討論してくれれば、もう少し色々見えて来るだろうになぁ。
転移癌に抗癌剤治療は「しないかも」と言った主治医に、それなら高濃度ビタミンC点滴療法は?温熱療法は?メタトロンなら?しますかって聞いてみたくなりました。

あとさ、保険診療の病院でも糖制限の食事指導くらいはしてくれてもいいんじゃない?


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