つまみ細工 薔薇のかんざし①

念願のつまみ細工教室に行って来ました。
講師は海野聡美さん。イメージは手芸というより職人芸のつまみ細工、作るものはつまみ細工をつけた小物とかではなく簪です。
実は去年の夏に申し込んでいたのに、入院しちゃってドタキャンしたやつです。

　　　　　　　　　　　　　

材料はこんな感じ。布のカットまで先生が準備してくれています。
初めての羽二重、絹織物です。今まで経験のある縮緬とは雰囲気も手触りも大夫違います。
クリーム色の生地に花や葉の色の染めが入っていて、つまんだ時に出るグラデーションの感じが素敵です。布自体は薄くて張りがあるので、小さくてもつまんだ形がキープしやすいかな。

　　　　　　　　　　　　　

まずは先生が丸つまみをポスター大の折り紙で説明してくれて、あとは各自必要な枚数をつまんで糊を敷いた台に置いていきます。

　　　　　　　　　　　　　

今日は丸つまみと重ね丸つまみで小さなお花2種類と葉っぱを習いました。これを次回まで必要な数作るのが宿題です。

先生の教え方は結構、習うより慣れろ的？です。でも聞くとすぐ駆けつけてくれて、お願いするとその都度実演もしてくれます。先生はお若い方なので、フットワークが軽いなぁ。気取って無くて、ワサワサしていなくて、声をかけやすくて、わたし的にはとてもやりやすい教室でした。
わたしって割とかっちり作りたくなってしまう方なのですが、例えばレースの時も花弁が5枚なら花心の円周をきっちり5等分しないと何となくしっくりしないような。でも、整っているのが美しいかというとそうでもないこともあって、アバウトなところはアバウトで、でも全体的にバランスが取れているという出来上がりでイイんだなと思えるような雰囲気に和めました。

この教室は月1回、全3回。2回目はメインとなる薔薇を作り、3回目で組み上げる予定。出来上がりは2ヶ月後、楽しみ～