はい皆さんこんにちは！！
さてさて、
皆さんは
「グルテンアレルギー」
という言葉をご存知でしょうか？
小麦に含まれる「グルテン（デンプン）」を食べると、
体の調子が悪くなる人の症状です。
小麦を食べると、なんか腹の調子が悪いな～…という人、
実は結構います。
ですが実は、国産の小麦粉や、パスタによく使われるデュラム粉を食べても、
このようなことは起こりにくいのです。
これはどういうことかを解説いたします。
価格が安い、アメリカ産や中国産の小麦粉を摂取すると、
グルテンアレルギーというのは、起きる確率がグンと高くなります。
これは、安い小麦粉というのは、
グルテンの分子がとても硬くて、
しかもノコギリのようにギザギザしているため、
小腸の粘膜を傷つけやすいから起きるのです。
この原因は、
１９５０年代に、小麦に行われた、無茶苦茶な品種改良によって、
このような小麦が誕生した、とされています。
１９５０年前、あの農薬で悪名高い、アメリカのモンサントという会社が、
とある大学と手を組んで、
茎がめちゃくちゃ太くて倒れにくく、
しかも実がたくさん成る小麦というのを、
めちゃくちゃなハイスピードの品種改良によって生み出したのです。
しかし、無理をすれば、当然ひずみも生まれます。
その小麦はとても茎が太くて丈夫な代わりに、
実である小麦の分子構造も、とても硬くてギザギザなものになってしまったのです。
茎が太くて倒れにくいので、広大な小麦畑で、大規模な生産が可能になりました。
その成果で、この小麦を開発した大学教授には、
人類の食糧危機を救ったということでノーベル平和賞が送られています。
そのノーベル平和賞を取った小麦のせいで、
人の健康が害されているのがわかったのは、
つい最近のことなので、
人間が自然の物に対して無茶に手を加えると、
自然から手痛いしっぺ返しをくらうよ、
という見本のようなものなのです。
ちなみに国産小麦粉は、
昔から日本にある小麦を、
日本全国の農林試験場が、地道に品種改良したものなので、
このようなグルテンアレルギーは起きにくいのです。
ですから、少し割高になりますが、
小麦製品はできるだけ国産小麦を使ったものを食べることをお勧めします。
パスタを家で食べるならデュラム粉のものを選びましょう。
デュラム粉の小麦も、昔から作られている小麦なので、
グルテンアレルギーは起きにくいです。
もし、小麦を食べると調子がどうも悪いな～…
と感じる方は、
試しに小麦を食べた後、ロキソニンを服用してみてください。
ロキソニンを飲むと腹痛が治まった、
という人は、間違いなくグルテンアレルギーによる腸の炎症を起こしています。
どうしてもパンが食べたい、という方は、
パスコの米粉ロールパンがおすすめです。
値段も高くないし、モチモチしてて、とてもおいしいです。
また、さぬきうどんには、オーストラリア産の、
さぬきうどん用に開発された小麦を使っている店が多いので、
さぬきうどんもグルテンアレルギー対策には有効ですよ。
冷凍うどんで、国産小麦をつかったさぬきうどんも売ってますしね。
結局のところ、安全で安心できる物を食べたければ、
ある程度のお金はかかります。
ですが、安くて体に悪い物ばかりを食べて体を壊してしまうと、
病気になって医療費もかかりますし、
一度病気になってしまうと、お金で健康な体に戻すことはできません。
ですから、食べ物にだけは、
あまりケチらずに、いいものを食べるように心がけましょうね。
健康だけはお金では買えませんからね。
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