長野県にある天狗岳という山に登ってきた。
深夜から高速バスが出ていて、なんとダイレクトに山の麓まで行ってくれるバスがあるのだ。
今回は、八ヶ岳の中央道側から登り天狗岳を目指し、山を越えて中山峠から下山するルート。
さらにそこから小海線で佐久平から上信越道を使って帰るパターンだ。
朝方は天気も良く、朝日が木の間から入り込んでいる。
登り始めの苔むした林はなんとも幻想的だったが、次第に霧が出てきてしまった。
予報では昼ぐらいから雨が降るとの事だったが、なんとか山頂までは持ってほしい。
天狗岳はそれ程メジャーな山では無くどちらかと言うと初心者コース。
それに近くに八ヶ岳や甲斐駒ケ岳があるから、みんなそっちに登っているのだろう。
山頂は西と東に2つ有り、2つ目の東岳には11時前に着いた。
多少、青空が見えるが、殆ど曇っていたのであまり景観は望めず残念であったが、逆に涼しくて気持ちが良かった。
ただそんな中で、重たいカメラを2台と三脚まで持って登っている方が居られた。
僕は、いかに軽くするか(楽するか)しか考えてないので凄いなと思う。
たかだか6キロ位だけど、もし後ろに背負っているザックが無かったらいかに楽だろうかと。
でも、好きな事をやっているのだから苦ではないんだろうな。
心配された雨も降らずに何とか登山を楽しめた。
中山峠からの下山ルートがまた長い長い。
あまり日が当らない場所なので苔むした林と、シダが生い茂った山道が良い感じだ。
下山時に登ってくる方が何組かいたが、いつも思うのだけど登りは大変だなと思う。
歩きっぱなしだったのでさすがにくたびれた。
温泉に浸かり、疲れと汗を流し帰路へ着くと、夏らしい空が広がっていた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます