パワー！

この日は父親の命日であった。
それならば、父親が好きだったものを食べようと思ったが、一体何が好物であったか思い出せない。
僕もそうだけど多分好き嫌いは無かったのではと思う。

結局、自分が今食べたいものを食べよう。
そうなるとやっぱり肉が食いたい。

パワー！





ステーキ屋かの窓から外を見ると、見事な入道雲が浮いていた。
食事をした後、わざわざ開けてるところまで行き空を眺めた。





飛行機と比べるとその大きさはかなり巨大である。
それが少しずつ形を変えて移動していく。





それにしても飛行機はどこから現れるのであろう？
まさか入道雲の中からでは無いよなあとずっと眺めていると、炎天下の中だから流石に暑くなってきた。

近くの公園の木陰に避難するとものすごい蝉の鳴き声。
暑すぎて蚊が飛んでこないのは有難いけど。

そして、公園にあった懸垂の器具を見つけるとすかさず懸垂をしてしまった。
これがあるとやらずにはいられない衝動に駆られてしまうから困る。

パワー！