ここ最近、体調を崩していた。
これほど寝込んでしまったことは今までに無いくらいであった。
先日、新潟に釣りキャンプに行ったのだけどその前から少しだけ咳が出ていた。
まあ、少し仮眠すれば大丈夫であろうと思ったが、それでも喉に違和感が残った状態であった。
新潟の水は冷たく、それで熱が出てしまったのか、喉の痛みはさらに増して倦怠感も増してきた。
釣りはその日の午前中に切り上げて、その日のうちに東京へ戻った。
家へ着くなり風呂も入らず真っ先に布団に倒れ込んだ。
隔離された部屋で喉の痛みとの戦いで、ウンウンと唸りながら眠りについたと思う。
朝が来て目が覚めても喉の痛みは取れず、とりあえず昨日のキャンプの道具は片付けられるくらいに回復したがまだ風呂に入る元気はなかった。
お粥は美味しかったが、それ以上の食欲は戻らなかった。
ラピッドテストで抗原検査を試すと陰性と表示が出たために、原因をインフルエンザに絞ってネットで調べたりもした。
ただし、いくら調べた所で素人だしよく分からなかった。
熱も上がったり下がったりで、そのうちにまた高熱が出てきたのであろうか、また横になって病と戦うしかなかった。
喉は幾分収まったのは良いが、今度は高熱に魘され身体の節々が筋肉痛みたく痛いのだ。
あれだけ寝たのだから眠る事ができず、いくら寝返りを打っても身体の節々が痛くこの日の夜は地獄であった。
長い夜であった。
一体いつまで苦しめば良いのであろうかと。
朝方、少し寝たらしく、目が覚めると多量の汗を掻いていた。
その発汗を機に熱も平常まで落ち、気付くといつの間にか楽になっていた。
暖かいシャワーを浴びて(これが実に気持ちが良かった)やっと生き返った気分であった。
午後に掛かり付けの病院を予約して、担当医に事情を話しコロナとインフルエンザの二つの抗原検査をしてもらった。
インフルエンザだろうと覚悟していたが、20分後に先生が来て二つともマイナスですねとの事だった。
意外にもどちらとも陰性。
一先ずは安心出来たが、ではあの苦しみは一体何なのかとも思ってしまう。
まだ咳は少し出ているが、喉の痛みも皆無だし、体力と食欲は戻ったのでまあ回復して良かった。
ただし、あれだけ猛威を振るった病の原因は一体何だろうと考えると、それを自分自身が具体的に知る事ができないのが少し腑に落ちない。
まああまりネガティブには考えたく無いのだけど。
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