Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

決して起こらなかった映画

2016-12-15 | Weblog

先日、風邪かウィルスか食中毒かなにか分からないけど、ひどく体調を崩してしまった。

吐き気、悪寒症状に見舞われて一日寝れば治るかなと思ったが、次の日は吐き気などは無くなったが背中と腹周り、それと足の付け根が痛い。

食欲も無く、あるのは睡眠欲だけ。

何時間寝たことか。

 

運良くこの日は休みだったからホントに助かった。

夜になってさすがに何か食べなくちゃならんと重たい腰を上げ外に出たら、これがまるで北極か南極に居るかのように寒すぎる。

それに普段なら近くに有ろうコンビニエンスストアが、とても遠くに思えてくる。

まるで映画のエイリアンに出てくるビショップが、宇宙船の外に出て遠隔操作に行くミッションのようだなと、その時はちょっと思えてきた。

そのミッションをクリアし、僕は無事納豆巻きを一本手にした。

これは非常に美味しかった。

 

そして次の日には体力も回復し目でたしめでたし。

 

休みの日には夜な夜な釣り場で冷たい風に吹かれ、その影響で次第に免疫力も下がり、それでウィルスに感染してしまったのかもしれない。

しかしこればかりは、まるで交通事故みたいなもので防ぎようがないような気もするが...釣りに行かないわけにはいかないし...。

 

その時、何気にクラプトンの音楽を聴いていたのだけど、改めてその曲を聴くとなかなか哀愁感がありとても良かった。

『Movie That Never Happened』というギターソロの曲で、調べたら未完成に終わった映画の音楽だった。

これは是非ギターで弾きたいなとちょっと練習してみたら、それ程難しくないのでこれは早くガットギターの弦を張り替えなければならない。

 

曲の名前を直訳すると”決して起こらなかった映画”となるが、本来どんな映画だったのだろうと思う。

もしかしたら、ウィルスに罹ってしまい部屋の片隅で見悶えてる男の話なのかもしれない。

そんな話は見たくないけど。

 

 

 

 


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