ファーストヘアーハヤシの瓦版

映画『ヴィダルサスーン』を観てきました!( ̄▽ ̄)

おはようございます。

6月4日(月)にテアトル梅田にて映画『ヴィダルサスーン』を観てきました。



テアトル梅田、梅田のロフトの地下にある映画館ですが、

皆さん行かれたことありますか?

私は、今回始めて訪れましたが非常にこじんまりとした映画館で

あまりメジャーでは無い映画を上映していそうな映画館でした。

そんな、こじんまりとした映画館で観た『ヴィダルサスーン』。

観客も心持ち派手な方が多く、

理美容師さんが集合している感じがプンプンしていました。

この映画の名前にもなっているヴィダルサスーンですが、

世界の理美容師に最も影響を与えた美容師で、

映画の中でも革命を起こしたカリスマと言われています。

私もサスーンのカット技術を勉強し今の仕事のベースとなっています。

私の修行時代には、神様のような存在になっており世界一成功した

美容師と言われていました。

そのサスーンが作ったブランドから出た商品が一般の方がCMで

見たことのあるものです。(今は、版権をP&Gに移っています。)

そのサスーンの生涯を描いた映画、非常に面白かったです。

日本では知る事の出来ないサスーンの人間らしい一面が沢山表現されており

とても良い刺激になりました。

彼の決して恵まれたと言えない生い立ち、

ユダヤ人としてのアイデンティティを作るためにイスラエルに住んでいたこと。

美容師として成功と挫折を繰り返しながら実業家になって行く彼。

その中で心に残る言葉も出てきます。

どんどん成功し上り詰めて行く彼を支える熱い思い。

アメリカに移り住んでからは美容師としてではなく、

実業家としての色が強くテレビの司会者までつとめていたなんて。

そして、晩年になって振り返った自分の人生。

又、画面に繰り返し出てくる彼の素晴らしい作品等々。

理美容師意外の方には分かりにくいかもしれませんが、

理美容師さんには見ているだけで楽しい映像かも。

ま、理美容師さんでも世代や立場によって受け止めかたが全く違うと思いますが・・・。

私が神として尊敬し続けた彼の誰よりも人間臭い一面を見たとき

誰よりも努力し強い気持ちを持ち続けた彼だからこそ

神と呼ばれる存在になったんだという事がわかりました。

彼に比べたら私の努力なんてちっぽけなもの、足元にも及びません。

この映画を見て彼をより近い存在と感じることができました。

そして、自分自身もう一度初心に戻って頑張ろうと言う気持ちになりました。

残念ながら、日本でこの映画が公開される前に彼はお亡くなりになられましたが、

彼の熱い思いに触れることができて本当に良かったです。

映画『ヴィダル・サスーン』予告編
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