火曜日に息子の柔道の試合がありました。
仕事の合間に覗きに行きましたが、負けてしまいました。
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今回は同じ道場から4年生2チームが出場しましたが
息子はBチーム(弱いほう)でした。
道場では試合前に必ず同門どうしで試合をし、
勝った者がAチームで出場できます。
そう、力のあるものが試合に出ることが出来ます。
で、Aチームは見事優勝しました。
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しかし我が息子のチームは1回戦負けです。
不甲斐ないというか悔しいと言うか。
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帰宅後、何が悪くて負けたか話し合い1時間ほど稽古をつけました。
負けたときにねぎらいの言葉をかけても強くはなりません。
負けたときこそ厳しく接する。
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これは、自分自身が道場に通っていた時と同じです。
翌日(水曜日)、息子は練習日でした。
そこで道場主の先生(我が師匠)といろんな事を話しましたが
僕が息子に稽古をつけたことを話すと
「それで、いいんだよ~。」
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と言って笑っていました。
世間では考えられないかもしれませんが、
柔道をするということはこういうことです。
そんな中、井上 康生選手の話になりました。
井上選手、最後に思い切ってかけた内股をすかされましたが
気持ちよさそうにしていました。
思い切って戦い負けたとき悟りを開いたような顔をしていました。
全ての力を出し切ったんでしょうね。
井上選手のあんな表情はオリンピックで金メダルを取って以来でした。
「全てを出し切って負けてしまったが、スッキリした表情の康生と、
オリンピック出場を果たしたが、最後に逃げ回っていて勝った石井
の表情は対照的やった。勝ってなお悔いが残る試合。
俺やったら康生の柔道を褒めてやるよ。」
と、先生もおっしゃっていました。
その通り、あれこそ日本の柔道です。
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怪我で苦しんだここ数年の精神状態は並大抵の物ではなかったはずです。
井上選手にはゆっくり休んで欲しいです。
井上康生、正式に引退表明へ(時事通信) - goo ニュース
どうもお疲れ様でした。