謹賀新年。今日、元旦はエクアドルも休日だ。朝10時、昨日の余韻を求めて町の広場に出てみると、何軒かの屋台はまだ後片付けの最中だった。
大晦日は夕食後あたりから人々が街中へ繰り出し始めた。夜9時をまわると港に面した広場の屋外ステージで、市役所主催の歌謡ショーが始まった。大音響の中南米音楽が街中に響き渡り、人出はさらに増え続け、焼肉や飲み物の屋台は大忙しだ。トラックが追加のビールやイス、テーブルを積み、路上にあふれた人々をかき分けて屋台を目指す。酒を売る屋台にはビールの他、ラム酒やウイスキーも並んでいる。ビールを注文すると、大きなプラコップに大瓶一本分をまるまる注いでくれた。これで2ドル。
ステージでちょっといい加減なカウントダウンが始まり、ついに午前0時だ。花火に混じって信号弾も打ち上げられている。街のあちらこちらの路上では厄よけの意味なのか、張りボテ人形が燃やされている。似たような風習をフェリーニの映画で見たが、カトリックとともに伝わったのだろうか。
フィエスタはここからが本番だ。踊りや飲んだくれの輪の間で子供達が線香花火を振り回し、若者が打ち上げ花火を辺り構わずぶっぱなす。それに負けじとカリビアンミュージックが大音響でリズムを刻む。こうしてひとしきり新年の挨拶や抱擁が続いてから、子供連れや老人が家路につき始めた。しかし観光客を交えたドンチャン騒ぎは佳境に入り、朝の5時まで続いたのだった(らしい。僕は午前2時にギブアップ)。
大晦日は夕食後あたりから人々が街中へ繰り出し始めた。夜9時をまわると港に面した広場の屋外ステージで、市役所主催の歌謡ショーが始まった。大音響の中南米音楽が街中に響き渡り、人出はさらに増え続け、焼肉や飲み物の屋台は大忙しだ。トラックが追加のビールやイス、テーブルを積み、路上にあふれた人々をかき分けて屋台を目指す。酒を売る屋台にはビールの他、ラム酒やウイスキーも並んでいる。ビールを注文すると、大きなプラコップに大瓶一本分をまるまる注いでくれた。これで2ドル。
ステージでちょっといい加減なカウントダウンが始まり、ついに午前0時だ。花火に混じって信号弾も打ち上げられている。街のあちらこちらの路上では厄よけの意味なのか、張りボテ人形が燃やされている。似たような風習をフェリーニの映画で見たが、カトリックとともに伝わったのだろうか。
フィエスタはここからが本番だ。踊りや飲んだくれの輪の間で子供達が線香花火を振り回し、若者が打ち上げ花火を辺り構わずぶっぱなす。それに負けじとカリビアンミュージックが大音響でリズムを刻む。こうしてひとしきり新年の挨拶や抱擁が続いてから、子供連れや老人が家路につき始めた。しかし観光客を交えたドンチャン騒ぎは佳境に入り、朝の5時まで続いたのだった(らしい。僕は午前2時にギブアップ)。