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百英雄伝_6

2024-05-24 11:53:08 | ゲーム

プレイ時間も60時間を超え、なんだかんだで仲間も100人となった。恐らく本拠地レベルも最高まで達した。終盤に向けては実に往年の幻想水滸伝らしい展開が続き、ようやく盛り上がる展開も魅せてきた。だいぶ尻上がりの作り方だなと思わせる。幻想水滸伝2におけるネクロードの生き写しのような敵も出てきているあたり、かなり意識しているなぁ、と。っていうか開発者が同じなのだから自然か。さて敵キャラクターの出し渋りが顕著であった本作であるが、後半から終盤にかけて一気に重役敵キャラクターが出てきた。もっと上手に分散して出すことは出来ないものか。ポンと出てきて数時間後に主人公達にやられてしまうのだからいたたまれない。

という具合で物語も佳境を迎えている百英雄伝だが、60時間もプレイが累積するとほとんどのミニゲームは出尽くしたであろうと思われる。全てをコンプリートしたわけではないが一通り遊んだ感触を書いてみる。

●カードゲーム…面白いミニゲームだった。ルールは簡単であり、簡易的な陣取り合戦である。3つの陣で戦い、陣ごとに勝利したポイントで最終的な勝敗が決まるというルール。もちろんカードには特別なスキルを持ち合わせたカードがあり、ポーカーのように役を作りながら陣のポイントをためていく必要がある。あっさりしているようで中々奥深いものがある。手軽で楽しい。カードゲームは仲間メンバーと戦えるのだが、キャラクターによって強さがS~Dに振り分けられている。しかしキャラクターが弱い。Sランクの相手であっても普通に勝ててしまう仕様。もうちょっと歯ごたえがあっても良いかと。

●シャークシップレース…砂漠の海を船を走らせて競うタイムレース。一般的なカーレースゲームだ。これは操作性に難あり。画面上のインターフェースも悪く、何が何だかわからない。楽しさを感じられない。

●エッグフットレース…カードゲームと同じくらい楽しさがある。タマゴモンスターをレースで競い合わせる、所謂ダービーゲーム。タマゴのモンスターは多少の育成要素もあり、無難な面白さがある。着眼点は悪くない。

●料理対決…幻想水滸伝2のソレと全く同じである。いくら開発者とはいえ ここまで同じにしてしまうのはどうかと感じるが、幻想水滸伝2の時と同じように妙にやめられない味わいがある。

●ベーゴマ…これも着眼点は良い。悪くないのだが敵からドロップされるベーゴマのステータスが勝敗の全てであり、プレイヤーの技術要素は皆無である。せめてベーゴマをカスタマイズして強化していくなどの工夫はあっても良かった。

●寸劇(劇場)…これも幻想水滸伝3からの焼き増しである。幻想水滸伝3では目玉となっていたミニゲームであるが、なんだかんだと今作も良い。というか必見である。同じ劇でも配役によってセリフや立ち回りが微妙に違うのは、面白さがある。特にこれだけの仲間がいるとキャラクター一人ひとりの個性は見づらい。ミニゲームというにはかなり豪勢に作りこんであり台詞回しにフルボイス機能。何万通りあるんだと言いたくなるようなやり込み感を考えると開発者の気概に涙してしまう。

●派遣事業…これは画期的だ。面倒な素材集めを仲間キャラがオートで行ってくれる仕様。派遣のチーム編成もあるので それなりに考えて行う必要があり、このシステムがあるとないとでは、拠点の拡張の難易度がずいぶん変わる。早々に開発した方が良い。

●拠点育成(拡張)…往年の幻想水滸伝では仲間キャラの人数=拠点育成であったが、本作は拠点育成というカスタマイズをしていかなければ拡張はされない。人によっては手間が増えたと捉える人もいるだろうが、個人的には楽しさもあり良い手法であると思う。もちろん拡張に伴い、素材集めがあり大変なのだが上記の「派遣事業」のミニゲームを並行して行えば思いの外、大変でもない。幻想水滸伝「らしさ」が出ているシステムであろう。

●鍛錬場…スタッドラーを仲間にして解放されるミニゲームだが、基本的には戦争パートの模擬戦である。これの難易度が中々シビア、歯ごたえありである。本作の戦争パートが楽しめる人には向いているかな。

●謎の部屋…敵キャラクターとエキシビジョンマッチを繰り返せるミニゲーム。この部屋はかなり異質であり本作のクリーンな印象からちょっと逸脱した空間で展開される。どっちかというと、この空間自体のウラ設定とかを知りたい。

 

とまあこんな感じだ。これだけミニゲームがあるのだから確かにやり込み要素万歳という謳い文句は間違っていないだろう。大したものだと素直に思う。しかしどのミニゲームにも言えることなのだが、ご褒美がイマイチであり、あまりやる気にならないというのが難点だ。まぁ、ご褒美が強すぎても変に「強制感」が出てしまうので塩梅は難しいのはわかるのだが…。

 


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