彼岸花

お彼岸です。　

赤い彼岸花　白い彼岸花
どちらも
凛とした表情を見せながら咲き誇るお彼岸です。



【私が最近　感銘を受けている方の文章から一説】
悩みのほとんどは「思いこみ」によるものです。思い込んでいるから「それが正しい」と思っているわけです。
しかもその思いこみに気づかない。
何かに挫折でもしない限り自らの思いこみに気づくということはなかなかありません。
でも誰も「思い込んでやろう」と思って思い込む人などいません。
日常生活でも「当たり前」にしてしまっていたことに気づかされることがあります。
でもそれは当たり前にしようと思って当たり前にした人はまずいません。
「知らず知らずのうちに」でしょう。

私たちは「自分のことは自分が一番わかっている」という思いこみがあります。
「わかっているから」はそこに「問い」が生まれてきません。
その「わかっている範疇の中で答えを出す」のが私たちです。


自分の都合の良いもの　都合の良い教えを自分で作りだしてしまう。
妄想の中でそれを事実と思い込む人間の意識の根に気づかれた言葉です。
雨の日が悪い天気なのは「私の都合」が悪いだけです。
雨に善悪はありません。自分の都合を追いかけ　自分自身の今を見失います。

此岸（自らの視点＝執われ）に気づかされる時　私の心はほどけます。



・・・今の自らにふと足元を見なさいと言われた気持ちです。