お墓ができるまで@キリスト教会
こんにちは【鉢ヶ峯】加登堺店のマサキです。
昨年ご担当させて頂きました墓石にてご紹介させて頂きます。
キリスト教徒様のお墓は何度か担当させて頂いたことはありましたが
教会様のご担当は初めてのことでして、私としても大変思い入れのある墓石のひとつでございます。
まずお仕事をお手伝いさせて頂きました経緯ですが
弊社の会長と同じ母校で、同窓生の方が教会にいらっしゃり、
そのご縁もあって弊社石材店をご指名いただきました。ありがとうございます。
1.墓地選び
墓地は霊園によって、管理料や使用ルールなど様々な違いがあります。
また同じ霊園でも営業マン一押しの場所があったりします。
なかなか営業マンを立てて話すと購入しないといけないみたいで・・
そんなお考えのお客様もいらっしゃるかもしれませんが、
やはり営業マンは情報量が違います。インターネットのそれとは段違いですよ。
まず聞いてみる事がやはりお勧めです。
今回は、多くの方が参列される教会のお墓とあって
全面が踊り場のようにひらけた墓地が売り出しにかかったので、そちらを
ご案内させて頂きました。これもタイミングです。
2.墓石デザイン
一般的な和型だけでなく最近は様々なデザイン墓がございます。
今回はキリスト教のお墓ですので、当然洋型のタイプです。
お考えでは黒い墓石がいいとの事でしたので、現在おすすめの石種の提案
(厳選する墓石は、その時により扱いが様々変わることも多いです)
に合わせて、硬い重厚感を出しながらも柔らかさを出す墓石を今回はご提案させて頂きました。
3.彫刻文字の打ち合わせ
今回一番打ち合わせさせて頂いたところが彫刻の文字でした。
一般の方の墓石であれば、家名家紋などのお話になりますので
戒名の誤字などには注意を払いますが、今回は教会様です。
入れる聖書のお言葉から、それに合わせた十字架の形や文字の配置、バランス・・
また教会皆さまのお考えもありましたので、ご意見を頂戴し
文字制作会社の方にも、様々なパターンを作成頂きました。
そして彫刻文字が決まり、墓石の加工に入ります。
4.据付け
施工ですが、今回は特に区画の入口近くの良い場所でした。
ですので、クレーンで作業しやすい場所でしたがそれでも大仕事です。
お墓って簡単に積んで終わりじゃありません
今回は地震対策の免震棒加工を行っております
慎重に
慎重に
慎重に・・。職人同士の怒号に近い声も飛び交います
そして完成です
通常墓石の加工ですが、2~3か月が一般的な納期です。
今回は皆さまのご意見やこだわりもございましたので、当初墓地のご案内からおよそ完成まで約9か月かかりました。
崔牧師様はじめ、教会の方皆さま大変紳士的な方々でした。
なにかご相談などございましたら、ぜひみのお泉教会様お尋ねください。
とてもアットホームで素晴らしい教会です。
また今回私としても大変勉強になりました。この場をお借りしましてブログの掲載も快くご快諾頂きました
崔牧師様、スズキ様、モリオカ様、教会の皆様御礼申し上げます。
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