Entrance for Studies in Finance

その後のギリシャ

2014年11月 銀行監督 ECB

    10月 EUの失業率 11-12%で下がらない インフレ率0.4% 原油安 → 市場は追加金融緩和を催促 

2014年12月 ECB 商業銀行が中銀にもつ預金金利のマイナス化

2014年末 ギリシャ 銀行預金の大量流出始まる (銀行は破たんして企業に資金を貸せない状況) スイスフランがユーロに対して高止まり

      2008年から2014年 GDPは25%減少

2015年1月15日 スイスフラン 対ユーロ上限撤廃(スイス国立銀行)

2015年1月22日 ECB 量的緩和を決定国債などを月600億ユーロ購入する 少なくとも16年9月まで(総額1兆ユーロ超える) 

     日本、米国に次ぎ量的緩和に踏み込む スイスフランは高騰(スイス国内企業株は大幅下落)

2015年1月25日議会選挙 チプラス政権発足()ギリシャの債務隠しは2009年10月の政権交代で発覚)

2015年3月 ギリシャ 失業率25.6%

2015年6月末 ギリシャ政府 資本規制に踏み込む 銀行休業へ(6月29日)

2015年7月5日 ギリシャ 国民投票で 緊縮反対多数 反欧州感情高まる

2015年7月9日 ギリシャ政府 EUに財政改革案提出 (政府は破たんし 輸出関連企業のための税制優遇措置が取れない状況)

2015年7月14日 IMF ギリシャの政府債務報告書で 大幅な債務減免の必要を強調

2015年7月16日 ギリシャ議会 財政改革法案可決 

2015年7月20日 IMFに送れていた返済 銀行が業務再開

2015年8月11日 金融支援で大筋合意(2016年までに基礎的財政収支で黒字化) 第三次金融支援プログラム受入

        ➡ VAT付加価値税引き上げ 年金削減へ

2015年8月19日 理事会 ギリシャに対する最大860億ユーロの新たな金融支援を承認

2015年8月20日 ESM(前身はEFSF) ギリシャに初回分130億ユーロ融資

2015年10月末 ECB 四大銀に144億ユーロの資本不足を指定

2015年12月 ギリシャの四大銀行への支援 実現はナショナル銀(最大手)とプレウス銀への54億ユーロのみ

2015年12月 ECB マイナス金利を0.3%に拡大

2016年1月 ユーロ19ケ国 銀行の破たん処理の一元化 250億ユーロ(今後8年かけて積み立てる)の破たん処理のための共通基金

2016年3月1日 EUに対し国内滞留難民支援のための緊急資金拠出4億8000万ユーロをEUに要請

2016年3月11日 ECBが追加緩和 マイナス金利幅を0.3%から0.4%に拡大 量的緩和の規模を200億増やして800億ユーロに

2016年1-3月 ユーロ圏成長率は前期比0.6% 年率で2.2%増()過去3年プラス基調) 失業率10.2% 消費者物価上昇率はマイナス

2016年5月22日 付加価値税引き上げ 新たな民営化基金設立などを柱とする財政構造改革法案を可決 2018年に基礎的収支でGDP比3.5%の黒字化めざあす

2016年6月1日 消費税を1%あげて25%とした。昨2015年に13%から23%に引き上げ済。

失業率は約25% 2016年9月23.1% 2015年9月は24.7%

選挙戦控えるドイツは強硬

IMFは 本質的債務削減をユーロ圏に求める

チプラス政権 現状以上の緊縮に抵抗

➡ 2017夏にも破たん

ギリシャ問題の再燃

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