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大谷観音(平安初期)

弘法大師空海(774-835)が諸国行脚の途中、810年に作ったとの伝承がある千手観音像(平安初期)。このほか出羽湯殿山(出羽湯殿山の開基が古いことは間違いないものの2つの説あり、ひとつは崇峻天皇553?-592 在位587-592が蘇我馬子により暗殺されたあと、その子の蜂子皇子-641?が出羽山中に逃れて開基したとするもの 今一つは空海が開基したというものである)の行者によるものとの伝承もある。大谷寺千手観音。壁面の凝灰岩を土台にして朱や塑土を塗り、最後に金箔を押したもので当初は金色に輝いていたと考えられる。残念ながら江戸時代末に火災に会い、現在その輝きは失われている。洞窟内の壁面には、薬師三尊(平安初期)、釈迦三尊(平安後期)、阿弥陀三尊(鎌倉期)が残される。関東北部にある平安初期の遺構として貴重である。江戸時代に入ると徳川家康の長女、奥平亀姫の援助もあって復興し、大谷寺は上野寛永寺の末寺(天台宗)として繁栄することになった。交通 宇都宮駅よりバス30分。大谷観音下車、徒歩2分。

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