渋谷区松濤、喧噪を離れた住宅街に蔦が絡まる一軒家は、イギリス人の設計により建てられたそうです。ヨーロッパ各地で修行を重ねてきたオーナーシェフ・松尾幸造が探し求めていたレストランの空間そのものだったというその一軒家を、仏語で「家」を意味するシェ<Chez>とオーナーの名を一つにした一軒家レストランとして、1980年 9月 OPEN。
サンルーム(ガーデンアネックス)と2F個室(インペリアルルーム)が増築され、現在と同じレイアウトの松濤レストランが出来上ったのが1988年とのこと。
「シェ松尾」の本店は日本初のハウスレストランとしても有名であり、皇太子様・雅子様ご来店の店として知られる名店。
さすがに夜は敷居が高そうですが、ランチは女性一人で過ごす方も多いようです。
皇太子様と雅子様が来店された特別室は2階にあります。
一階のダイニングでランチをいただきました。
シャンパンを食前酒にいただきました。
★アミューズ パープルスイートの冷製スープ スコッチサーモンの瞬間燻製
スモークの香りをほのかに感じる鮭とイクラの親子饗宴?優雅な一口。
★大分県産関鯖のマリネ かんきつのデグリネソン 有機野菜のサラダを添えて
絵画のような美しいお皿の前菜とオレンジの塩が美しい。自家製オレンジ塩とソースのマリアージュが酢素敵でした。
ペリエをお願いしました。 ライムとレモン選べたのでライムをお願いしました。
★フォアグラのタルト ルバーブのコンフィ シェリービネガーのコンディマン
★山口県産ヒメジのポワレ ムール貝と茴香のリゾット サフランの香るビスクソース
★お口直しのシャーベット 薔薇のシャーベット
★ブルターニュ産鶉のロースト その軽いジュ コンフイにした股肉のロケット 杏きのこのボルドレーズ
デザートからは席を移動してお庭でいただくことにしました。
前日は台風で、こちらのお庭も小川が溢れて冠水したそうです。
これからしばらくの間はお庭でデザートもおすすめです。
★本日のデザート
★ハーブティ
いつもはコーヒーをいただきますが、やはりここはハーブティーで優雅に。
★小菓子
優雅な時間を過ごさせてでいただきました。。
ヨーロッパを感じる空間はイギリス人の設計ですが、私はなんだかなんだかドイツにいる気分になりました。
たまにはこんな静かな空間でまったりと優雅に過ごしたいものです。
こちらはレストランのみ営業ですが、宿泊も受け入れてオーベルジュにするとよい気がしました。
■シェ松尾 松濤レストラン (フレンチ / 神泉駅、駒場東大前駅、渋谷駅)
東京都渋谷区松濤1-23-15
03-3485-0566 (レストラン直通)
[営業時間]
LUNCH:12:00~15:00 (L.O. 13:00)
DINNER:18:00~23:00 (L.O. 20:30)
定休日:日曜・祝祭日