高度成長期も終わりのころには、日本の生活水準の向上に合わせるように、鉄道車両の冷房化が一般車両にも浸透する事となった。車両の冷房化が進むと使用電力が飛躍的に増えること、昭和48年からのオイルショックが発生したことなどから鉄道車両の省エネ化が推進されることとなった。近鉄では、昭和53年既存の抵抗性御車の省エネ化をにらんで8800系を登場させるとともに、8800系に倣って既存車両の省エネ改造を推進した。さらに紆余曲折をして、安価で省エネ度を向上させた界磁チョッパ制御車として、昭和56年奈良線と大阪線に4両編成の新車を投入した。その増備車として奈良専用に昭和58年に2両編成で登場したのが9000系である。奈良線では将来阪神西大阪線との相互直通運転が開始されることから、それに対応した車両を大量に増備したことがあり、9000系は余剰となることから2003年より名古屋線へ転属し一部の編成を除きワンマン対応改造されている。
模型はTOMYTEC製 鉄道コレクション 名古屋線移籍後
パンタ・車輪は金属製に交換。車両間はKATOカプラー蜜連に交換。列車アンテナは取付済み。
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模型はマイクロエース社製 4連 名古屋線移籍後
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2016.08.14 N-0120
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