今回 「アジア クルーズ」 の撮影取材では、
バリ島に到達するまでに、
ベトナムのミーソン聖域 (2009年8月24日のブログ参照 )
カンボジアのアンコールワット (2009年9月2日のブログ参照 )
タイのアユタヤ遺跡 (2009年10月31日のブログ参照 )
ジャワ島のボロブドゥール寺院 (2010年2月1日のブログ参照 )
などの歴史的な遺産を数多く撮影しました。
そのせいか、私はそれまでに一度も体験したことのない
「何かに取り憑かれた」 ような感覚を覚えていました。
それは、長い撮影経験の中で初めて味わう、
なんとも不思議な感覚でした。
鬱というか、同じクルーとさえ口も利きたくないという、
ふさぎこんだ気分がずっと続いていました。
元来私は心霊現象とかは信じるほうではなく、
歴史的な遺跡などを撮影した後、
礼儀として手を合わることはあっても、
よもや自分に何かが取り憑くなどとは
思ったことはありませんでした。
しかし、今回の撮影では様子が違っていました。
肉体的にも突然めまいや吐き気がするという、
最悪の状態でバリ島に入りました。
バリ島で最初に耳に飛び込んできた音 = ガムラン ・・・
私は、その瞬間に気分が晴れていくのを感じました。
そして、目に飛び込んでくるやさしさあふれる風景 ・・
私に取り憑いて (?) いたものは、
バリ島の初日で完全に消え去りました。
これまでに数回バリ島には撮影に訪れていますが、
手負いの状態での訪問 は今回が初めてでした。
Spiritual Island Bali 神々の島 バリ
いま、私はバリ島の霊力を信じています。
「癒しの力」 の存在を信じています。
バリ島のトピックは、次回が最後です。
jfk-world