
かつてのクレムリン宮殿には皇帝が居住していました。
玉座の間の中央の窓は 「嘆願の窓」 と呼ばれ、
ここから吊るされた長い紐の端に箱が付いていました。
日本の江戸時代の目安箱のように、誰でも皇帝へのお願い事を
書きしたためこの箱に入れることが出来たそうです。

1812年にクレムリン宮殿が消失した後に、
同じ場所に現在の壮大な大クレムリン宮殿が建設されました。

700以上ある部屋は、どれも絢爛豪華という言葉がぴったりです。
現在、大クレムリン宮殿は、外国政府要人や国家元首との
会見などに用いられるため、一般には公開されていません。
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