ペレストロイカ以降、2000年に復活したモスクワの大聖堂。
クレムリンとモスクワ川を挟んで、対峙するようにそびえます。
もともとは、
ナポレオンのロシア侵攻に対して行われた防衛戦=祖国戦争の
勝利を神に感謝するために建てられました。
完成は1838年・・
高さ103メートルを誇るロシア最大の建物でした。
しかし、革命後は宗教弾圧の対象となり、1931年12月5日に
スターリンの命令により爆破されました。
フルシチョフの時代には、跡地に屋外温水プールが建てられ、
長く市民に親しまれたこともありました。
現在の救世主キリスト聖堂は、
2000年8月、ソ連崩壊後の新生ロシアの象徴として再建されました。
高さも同じ103メートル・・
かつての大聖堂の威容が忠実に再現されています。
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