「キール運河」 のページでも紹介しましたが、
豪華客船のデッキは、時に至上の観覧席になります。
(2010年8月1日ブログ参照 )
絶景に囲まれて、優雅に進むパシフィックビーナス ・・
見上げれば雄大な滝 ・・
耳を澄ませば水音が聞こえてきます。
船とともに遊ぶカモメの姿 ・・
大自然の懐に抱かれて、至福の時間が流れていきます。
19世紀後半から、ノルウェーの 『フィヨルド クルーズ』 は、
ヨーロッパを中心に王侯貴族の憧れの的となりました。
キール運河の父といわれる
ドイツ皇帝 = カイザー・ウィルヘルム2世を始め、
多くの王族がこぞって自分の船でやってくるようになりました。
遥かエジプトのプリンス、タイの王様までがやってきそうです。
前方に、
アウランフィヨルドの最奥部 「フロム」 の街が見えてきました。
英語の表記では 「Flam Village フロム村」 ですが、
ここには有名な 「フロム山岳鉄道」 の駅があり、
様々な観光の拠点となっているため、
他のフィヨルド沿いの村とは違って、
印象としては 『村』 というより 『街』 です。
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