ヨーロッパの大きな城には、
たいてい CHAPEL 礼拝堂 があります。
リーズ城 の礼拝堂 ・・・
Edward I
英国王 エドワード1世 (1239年ー1307年 ) は、
フランスを牽制するため、
カスティーリャ王国 (後のスペイン王国 )
から王妃を迎えました。
それが エリーナ オブ カスティル (1241年-1290年 ) です。
リーズ城 最初の城主となった王妃です。
注: (写真は ウェストミンスター寺院 に眠る
エリーナ オブ カスティル )
(聖バルバラ像 14世紀 )
エリーナ オブ カスティル の死に際し、
エドワード1世はひどく悲しみ、
追悼のためにこの礼拝堂を建てたといわれています。
現在、壁には、
キリスト降誕の瞬間を描いた
木製のレリーフが掛かっています。
16世紀の神性ローマ帝国 (現ドイツ )
で彫られたものだそうです。
貴重な中世の城内礼拝堂 ・・・
歴代の城主は、
ここで何を祈ったのでしょうか。
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