芭蕉の生家 から、
南に向かいゆっくり歩いて約20分。
蓑虫庵(みのむしあん)
(公式ウェブサイト)
芭蕉の弟子のひとりである
服部 土芳(はっとり とほう) が
(ウィキペディア)
1688年に開いた草庵です。
(土芳は 蕉門十哲 のひとり)
そのユニークな名前は、
芭蕉がここを訪れた時に詠んだ句
蓑虫の音を聞きに来(こ)よ草の庵
に由来する ・・・
庵内の説明にはそう記されています。
これは、芭蕉が帰郷した際に、
土芳が草鞋をもらい受け、
塚としたものだそうです。
また、
後年、
有志者が芭蕉へのオマージュとした
句碑が随所に置かれています。
さらに、
芭蕉堂 ・・・
旅に病み、さらに遠くへ出立した
芭蕉の御霊が手厚く祀られています。
この日、
庵内にいたのは私ただひとり ・・・
曇りがちの空の下、
長い時を刻み込んだ
枯れた庵(いおり)は、
(茶室)
まさに『侘び寂び』でした。
実は、
芭蕉の研究者としても知られる
服部土芳(1657年生まれ) ・・・
74歳の生涯を終えるまで
ここに暮らし、芭蕉の俳論を伝える
『三冊子』を著しました。
さて、蓑虫庵の周りは古い城下町。
そこには武家屋敷が遺っています。
Neontetra
♪時の旅人♪
令和ゆかりの地・太宰府のうた
広瀬香美ゲスト出演
Neontetra ネオンテトラ
(公式ウェブサイト)
瑞々しい才能を感じます。
もうすぐ梅の季節ですね。
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