世界中で、日本食ブームが続いています。
1960年代珍しい食べ物として
日本食が捉えられていた時代を経て、
いまでは世界中のどこへ行っても日本食は人気を博しています。
私の見解では、
世界における日本食はいま第三段階にあると思います。
1960年代アメリカの 「Benihana」 に代表される一種奇をてらった
食べ物としての時代・・
1980年代になって 「Sushi Bar」 ブームが、瞬く間に世界中を
席巻した時代・・
この背景にあるのは健康志向・・
つまり日本食のヘルシー感覚でした。
いま世界における日本食は、
ヘルシーであるという普遍的な価値を維持しつつ、
多様化の時代に入ったと思います。
たとえば、このモスクワのうどん屋・・
日本でいえば 「立ち食いうどん」 の感覚のお店です。
「Take away」 ではない 「立ち食い」 という独特の文化・・
しかも、バーガースタンドにはない
「低カロリー」 という付加価値・・
まさに日本食の多様性の表れだと思います。
今後 「たこ焼き屋」 なども登場してくるのでしょうね。
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