
もともとはモスクワ大学の小さな校舎があった場所に、
1881年に現在の赤レンガの建物が建てられました。
3階に分かれた展示場には、原始からロシア革命までの
歴史が展示されています。
収蔵品の数は450万点におよぶそうです。
ピョートル大帝以降のロマノフ王朝の展示もすばらしいです。

赤の広場に面して立つ外観は、日の出とともに朝陽を受け、
赤レンガの色が朱色に変わります。
やがて陽が高くなるにつれ、
「赤」 は刻々とその色を変化させていきます。
高緯度のせいか空気は澄み切り、光のプリズムが
すべての色を忠実に輝かせているような・・
そんな印象を抱きます。
様々な表情を持つ 「赤」 です。
クレムリンの美しさは、色彩の美しさでもあると思います。
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