イースター島は、全体的に草原という感じです。
木々の極端に少ない風景ですが、決して殺風景ではなく、
どこか穏かでやさしさを感じます。
小豆島と同じくらいの大きさですが、
森がないせいか遠くまで見渡せて、意外と小さく感じます。
牧畜の様子はのどかです。
牛、馬とも数が少なく、のんびりと草を食んでいます。
20世紀になって始めた植林は、
いまはイースター島の風景のアクセントになっています。
農耕の中心はタロイモやキャッサバなどのイモ類です。
陽が当たり、葉が美しく風になびきます。
島全体でよく見かける黄色い花は、
チリから運ばれてきた麒麟草の一種で、
繁殖力が強く、見た目にはきれいですが、
野菜や果物の生育を妨げる困った有害植物だそうです。
海には堤防がなく、
海岸線では岩場の波打ち際まで歩いていくことが出来ます。
海岸の岩場にはウニがたくさんいます。
しかし、地元の人はあまりウニを食べないようです。
夕方になると、魚を獲りに地元の人が海岸にやってきます。
釣竿はなく、縄の先に針と餌をつけたものを投げ縄のように振り回し
海へ投げ入れます。
あっという間に 40cmくらいの魚が釣れました。
日本でいう黒鯛だそうです。
2~ 3日分のおかずが確保できたのでしょうか ・・
一匹釣っただけで島人は立ち去っていきました。
一日が終わり、このあと島は満点の星空に包まれます。
きらめく星と流れ星の競演です。
写真ではお見せ出来ないのが残念です。
jfk-world
絶海の孤島であるイースター島は、空気がとてもきれいです。
なので風景もきれいに見えます。