神が舞い降りたという
大斎原(おおゆのはら) ・・・
紀伊半島 熊野は不思議なところです。
(成地仙人)
実は、人知れず、
仙人がこの地を守っています。
中でもひときわ神秘的な玉置神社。
熊野三山の奥の院です。
ご神体である黒い丸石と玉石 ・・・
(2017年10月撮影)
数年に一度
それを清める神事が執り行われます。
神事の中心は
成地(なるち)仙人ですが、
数年前に他界されました。
さて、先日7月27日、
大阪天満橋のドーンセンター。
奇しくも、ここは熊野街道の起点
八軒家浜 のすぐ近くです。
ここで、
”Kumano Tamaki Forum”
が開催されました。
会場は満席 ・・・
フォーラムは、
法螺の響きで始まりました。
主催者は私の知人 満仲さん ・・・
モットーは 『人生に熊野を!』
満仲さんは、NPO法人
熊野生流倶楽部(公式ウェブサイト)
の代表です。
最初のゲストスピーカーは、
『玉置の世界遺産を守る会代表』
原さん ・・・
自然農法を実践しながら
玉置山に暮らす造形作家。
『玉置水源の森
いのち輝く神域林の
景観再生を目指して」
をテーマに講演されました。
原さんは、
やむを得ず伐採された玉置山の木で、
御守りなどをつくっています。
続いて記念公演 ・・・
元高野熊野世界遺産
連絡会会長であり、
衆議院議員、和歌山県議会議員を
務めた玉置さん。
宗教対立のない聖地から
世界平和を訴えたい ・・・
などと講演されました。
玉置さんは、
熊野古道の世界遺産登録を提言し、
その実現に向けて尽力された方です。
パネルディスカッションには
玉置神社の舛谷宮司が加わり、
聖地を守ることの意義などについて
議論が交わされました。
熊野古道とサンティアゴの巡礼路は
共に世界遺産 ・・・
両方を歩いた人がおよそ
5000人いるという話が印象的でした。
(玉置山から見た光景)
玉置神社の御祭神は
国常立尊(くにとこたちのみこと)
終末期に現れるといわれる神様。
また、
『呼ばれた者しか辿り着けない』
といわれる玉置神社 ・・・
以前は閑散としていた玉置神社に、
いま続々と人が訪れているそうです。
今年2024年は、
熊野古道世界遺産登録20周年です。
やはり、熊野がおもしろい。
Enigma
After Of My Life
JFK-World
マオリの言葉は含蓄があり、おもしろいですね。
日本の玉置(神社)もおもしろいですよ。
「熊野とオークランドのフォーラム?」
と思ってしまいました。
Tamakiはマオリ語でオークランドのことです。「100人の恋人」などと訳される、人が大勢集う場所のことだそうです。玉置が当て字だったら一段と興味深いですが、そうではなさそうですね。
機会があれば是非訪ねてみてください。
何故か、沖縄と、四国、和歌山だけは未踏の地です。
熊野は、お隣の吉野まで行ったのに…。
高野山は涼しいでしょうね。
羨ましいです。
8/2〜8/4まで高野山の毎日新聞夏期大学に来てます、
熊野もそうですが、高野山、聖地は別格ですね
心の観光してます