Ahu Akivi
アフ アキビ
ほとんどのモアイは海岸沿いに立っていますが、
「アフ アキビ 」 のモアイは小高い丘の中腹に立っています。
（12月 7日のブログ参照 ）
そして、ほとんどのモアイが海を背にしているのに対して、
アフ アキビのモアイは海の方を向いています。
西の海を見つめるモアイは、
伝説のホツ マツア王がやってきたマルケサス諸島の方を見ている
ともいわれています。
（12月 3日のブログ参照 ）
また、 7体のモアイはホツ マツア王の 7人の息子である ・・
という説もあります。
春、秋分の日にはモアイが見ている方向に太陽が沈み、
モアイの背中に直線に朝陽があたります。
アフ アキビは、
「タハイの儀式村 」 にさかのぼること 10年以上 ・・
やはりアメリカの人類学者 ＝ ムロイ博士の指揮の下、
1950年代の終わりに発掘、修復されました。
（12月 7日のブログ参照 ）
ムロイ博士は、
アフ アキビの完成を 15世紀半ばごろと推測しました。
さらに、ムロイ博士は、周辺には村落があった形跡がなく、
この場所は、「タハイの儀式村 」 と同様に、
たとえば宗教儀式など特別な目的の場所であったと考えました。
モアイの傍で勉強する少女の姿がありました。
島の人は、こんな風にさりげなくモアイを守っているのだそうです。
突然幼い方の少女が立ち上がりました。
もうひとり少女が馬に乗って現れました。
あっというまに馬に乗って、さっそうと駆け回る少女たち ・・
21世紀とは思えない光景でした。
いったん打ち解けてからは、笑顔満面の少女たちでした。
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