
「王のテラス」 から 「勝利の門」 に向かう道を挟んで
左右に6つずつ、計12の四角い塔が一列に並んでいます。
(9月17.19日のブログ参照)

「プラサット スゥル プラット」 = 「綱渡りの塔」 ・・
つい最近まで、カンボジアの正月に、塔から塔へロープを張って
綱渡りが催されていたことからこう呼ばれています。

しかし、11世紀から12世紀にかけて、
アンコールトムが城砦都市として全盛の頃、
この建物が何に使われていたのかはまだ解明されていません。

様々な説が唱えられています。
一説では、いわゆる犯罪容疑者を建物の中に監禁状態にし、
精神的に耐えられなくなった者を罪人と見なしたというもの・・
左右に6つずつというのは、男女別に分かれていたのは ・・
という説です。
また、単純に監獄であったという説もあります。

さもありなん。
そんな印象の建物です。
jfk-world