四天王寺 中心伽藍 の拝観は
有料 (300円) ですが、
充分に見応えがあると思います。
五重塔 に目を凝らすと、
一段目の屋根の北西に
三面大黒天 を見ることができます。
金堂の西には井戸 ・・・
地下の水流は
亀井堂 につながっているそうです。
中心伽藍の地下には、
聖域を守護する龍が住んでいると
いわれています。
井戸の屋形の天井には
山下摩起 画伯
(やました まき 1890年ー1973年)
による龍が描かれていて、
その絵は水面に映る趣向になっています。
注: 五重塔内の壁画も山下画伯作。
いちばん北に位置する講堂には、
現世の人々を苦しみから救う
十一面観世音菩薩 ・・・
そして、来世人々を極楽浄土へと導く
阿弥陀如来が祀られています。
また、
仏教伝来を描いた壁画も一見に値します。
注: 壁画は郷倉 千靱 画伯 作
(ごうくら せんじん 1892年ー1975年)
現在、六時礼讃堂 の裏は駐車場ですが、
かつて、ここには
僧侶たちの寝食の場がありました。
これは、頼朝に追われた義経が、
吉野山に向かう途中四天王寺に立ち寄り、
鎧を掛けたといわれる松の木です。
よくぞこれだけたくさんの
見どころとエピソードを ・・・
私の四天王寺に対する感想です。
JFK-World
今回の四天王寺特集を読んだ後ならば、是非とも行くべき場所だと思ったでしょう。
次回、大阪に行くことがあれば、四天王寺を訪ねたいと思います。
大変参考になり、ありがとうございました。
私の方は、いつもイワンさんの表現性豊かな写真を楽しみにしています。
これからもよろしくお願いいたします。