古い建物の再開発は、20世紀後半から
21世紀にかけての世界的なムーブメントです。
日本では東京駅 ・・・
そして、
イギリス ロンドン 1
イギリス ロンドン 2
イギリス ロンドン 3
イギリス ロンドン 4
イギリス ロンドン 5
オーストラリア メルボルン 1
オーストラリア メルボルン 2
オーストラリア シドニー 1
オーストラリア シドニー 2
スコットランド ダンディ
などなど。
アトランタ の
「Ponce City Market ポンセ シティ マーケット 」 もまた、
クログ ストリート マーケット と同様に、
廃墟となりかけた建物をリノベーションし、
2014年に誕生した複合商業施設です。
建物は、小売業で一時代を築いた
『SEARS シアーズ 』 の倉庫であり店舗でした。
Richard Warren Sears
リチャード・ウォーレン・シアーズ （1863年ー1914年 ）
アメリカ ミネソタ州生まれの実業家。
彼が 1886年に創業した 『シアーズ 』 は、
カタログのダイレクトメールという販売手法により、
画期的な大成功を収め、（後に店舗販売も ）
以来、およそ1世紀にわたり、
小売業の雄の座を守り続けました。
しかし、諸行無常 ・・・
20世紀末には威光を失った 『シアーズ 』 ・・・
座して死を待つのみの建物の運命は、
再開発によって救われました。
また、アメリカ南部の主要都市であるアトランタは、
かつて鉄道網が発達していました。
膨大な商品を保管するシアーズの倉庫にも
鉄道は伸びていました。
アトランタ市には、いまは廃線となった古い鉄道跡を
小道や公園などでつなぎ、
市民の憩いの場として提供しようという
『ベルトライン構想 』 があります。
「ポンセ シティ マーケット 」 は、
その構想の一部に含まれています。
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