頤和園からさらに40km ・・・
なだらかな丘陵地帯に広がる
世界遺産 「明十三陵 みんじゅうさんりょう 」
ここは、明代の皇帝、皇后が眠る陵墓群です。
一直線に続く参道は 『神道 』 と呼ばれ、
武官、
文官、
そして、動物たちの石像が並んでいます。
古来中国で神獣とされてきたこれらの動物たちは、
陵墓を守る役割を担っているのでしょう。
明十三陵の中心に建つひと際大きな陵墓 ・・・
『長陵 ちょうりょう 』
天壇をつくったことでも知られる明朝第3代皇帝
永楽帝 (えいらくてい 1360年ー1424年 ) が
生前に築いた墓です。
以来、13人の皇帝、皇后がこの地に葬られ、
供養されることになりました。
少し以前のことになりますが、このブログで
世界遺産の多様性について私見を書いたことがあります。
あらためて
紹介してきた世界遺産のトピックを読み返してみると、
それぞれに個性があり、多彩で実におもしろいです。
さて、北京の世界遺産はこれが最後です。
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