サンクトペテルブルク中心部から南東25kmの郊外の避暑地
ツァールスコエ・セローにある
ロシア帝国時代のロココ建築の宮殿です。
宮殿の名前は、
ピョートル大帝の后でもあった
第2代ロシア皇帝=エカテリーナ1世(在位:1725年 - 1727年)に
由来します。
ロシアの劇作家デニス・フォンヴィージン(1745-1792)は
エカテリーナ宮殿の印象をこんな風に語っています。
「私は、壮麗な女帝の宮殿に驚嘆させられた。
いたるところに黄金が光り輝き、
明るい青と赤の勲章をつけた人々や
美しい貴婦人たちがおおぜい集まり、
いつ果てるともないすばらしい音楽が響く・・。
すべてのものが私の目と耳を圧倒した。
私には、この宮殿は人間より崇高なものの
住みかのように思われた。」
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