プラハ城(城塞内)に最初の城が建てられたのは12世紀です。
その後、
時の権力者の手によって改造が加えられ現在に至るわけですが、
16世紀初頭にボヘミア王=ヴワディスラフは、
王宮の大改築を行っています。
そしてつくられたのが、
柱のない大ホール 「ヴワディスラフ・ホール」 です。
天井の高さは13メートル、幅16メートル、長さ62メートルの空間は、
当時とても珍しい空間であったに違いありません。
また、このホールの歴史的な興味は、
ここが商取引の場として使われていたことではないでしょうか。
王宮を商人に開放していた事実は、ボヘミアンならでは・・
という印象を抱かせます。
ちなみに、ボヘミアンとは、民族という枠を超えて、
社会の規範にとらわれず、自由で放浪的な生活をする人々・・
と規定されています。
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