JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

空撮機材の変遷 1

2021年02月02日 | その他

ヘリコプターに搭載する空撮機材の変遷。


(インターネット上より写真借用)
私が初めて
空撮を行った時 (1980年代) は、
『ヘリコⅡ』 という機材でした。
垂直軸の上にカメラを固定し
操作しました。


(インターネット上より写真借用)
続いて登場した 『ヘリコⅢ』 ・・・
(ほぼ同じ形状、機能)
完全に振動を吸収することは不可能で、
映像は結構揺れました。

注: 『ヘリコツー』 『ヘリコスリー』
   と呼ぶ。



海外では、
『ミッドマウント』 と呼ばれる
機材をよく使いました。



油圧を利用して振動を吸収する
構造ですが、このタイプでも
揺れは完全にはなくなりませんでした。



また、ドアを取り外し足が外に出るため、
地域によっては防寒が必要でした。



この状態で離陸します。



撮影中はこんな感じです。
ちなみに、
この撮影場所は イグアスの滝 です。



『ミッドマウント』 は、海外では
2005年頃まで主流だった機材です。

注: 日本では
  機外に体を出すことが違法で、
  長年 『ヘリコⅢ』 が主流。



同じ頃、



海外でよく使った 『ノーズマウント』
という機材があります。



ヘリコプターの鼻先に取り付けるので
こう呼ばれました。



カメラがむき出しなので、
キズが付いたりしないか、
いつも冷や冷やものでした。



進行方向にカメラが向いているので、



スピード感と
迫力のある映像が撮れました。

注: 日本で 『ノーズマウント』 を
  使ったことはない。



ちなみに、
この撮影場所は アマゾン です。



カメラの操作は
機内からジョイスティックで行います。



空撮がゲーム感覚になりました。

JFK-World
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2 コメント

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JFKさんが。 (原左都子)
2021-02-02 18:53:18
誰よりも、イケメン。
かつ、マッチョであられる事実を。
今回の映像で十分に納得させて頂きました!!
(あれ?、間違っていないですよね!??)
返信する
Unknown (JFK)
2021-02-02 19:40:48
原左都子さん、ありがとうございます。
コロナ禍で撮影の機会が激減です。
ですので、在庫一掃です。
返信する

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