ヘリコプターに搭載する空撮機材の変遷。
(インターネット上より写真借用)
私が初めて
空撮を行った時 (1980年代) は、
『ヘリコⅡ』 という機材でした。
垂直軸の上にカメラを固定し
操作しました。
(インターネット上より写真借用)
続いて登場した 『ヘリコⅢ』 ・・・
(ほぼ同じ形状、機能)
完全に振動を吸収することは不可能で、
映像は結構揺れました。
注: 『ヘリコツー』 『ヘリコスリー』
と呼ぶ。
海外では、
『ミッドマウント』 と呼ばれる
機材をよく使いました。
油圧を利用して振動を吸収する
構造ですが、このタイプでも
揺れは完全にはなくなりませんでした。
また、ドアを取り外し足が外に出るため、
地域によっては防寒が必要でした。
この状態で離陸します。
撮影中はこんな感じです。
ちなみに、
この撮影場所は イグアスの滝 です。
『ミッドマウント』 は、海外では
2005年頃まで主流だった機材です。
注: 日本では
機外に体を出すことが違法で、
長年 『ヘリコⅢ』 が主流。
同じ頃、
海外でよく使った 『ノーズマウント』
という機材があります。
ヘリコプターの鼻先に取り付けるので
こう呼ばれました。
カメラがむき出しなので、
キズが付いたりしないか、
いつも冷や冷やものでした。
進行方向にカメラが向いているので、
スピード感と
迫力のある映像が撮れました。
注: 日本で 『ノーズマウント』 を
使ったことはない。
ちなみに、
この撮影場所は アマゾン です。
カメラの操作は
機内からジョイスティックで行います。
空撮がゲーム感覚になりました。
JFK-World
かつ、マッチョであられる事実を。
今回の映像で十分に納得させて頂きました!!
(あれ?、間違っていないですよね!??)
コロナ禍で撮影の機会が激減です。
ですので、在庫一掃です。