ホタル飼育

20年以上前から続けている
ホタルの飼育～放流活動
本格的な育成を始めて10年過ぎ
そろそろ　夜の親蛍捕獲作業が苦になってきた
始めたころは　夜な夜な　盗人のように
闇に紛れて　ホタル泥棒みたいに　山間の川沿いをウロついたものだけど
最近は　夜出かけるのがおっくうになってきた
会議なども頻繁になり
先週と今週2度の親蛍捕獲にも出れず
結局　仲間が獲ってきてくれた　親蛍をわけてもらった

仲間も少なくなってきて
結局３鉢（各メス２匹オス５匹入り）を玄関の下駄箱の上にセット
ゲンジボタルのメス１匹の産卵数は約500～800個
計算では約3000個以上の卵を産んでくれるはず
今年は約２６匹のメスホタルを捕獲したそうだから
13000匹以上の蛍が孵化する計算
放流まで生き残るのは　多くて４割
うまくいけば5000匹のホタルの幼虫を放流できる
でも　あくまでも計算上
でも　近年は　約２割に満たないくらい
成長段階で死んでしまうようで
放流数は1500匹～2000匹程度
6年前の大水害の翌年は激減したけど徐々に
増えてはいるものの　ピーク時のような
大乱舞には程遠い状況
（１０数年前頃の大乱舞・・・・
大量発生したゲンジボタルの特徴で　『同期明滅』がある
数万匹の蛍が同時に　明滅する状態
川沿いの景色全体が点滅して景色全体が　生き物のように
動いているように見える）

あの頃の様子を見ているホタル飼育の仲間たちも
もう一度見てみたいという気持ちで　頑張っているんだけど・・・・
今年は　どうなることやら・・・・

今朝も　飼育容器のホタルたちは頑張って光っていました