群馬県館林市の菖蒲園の花菖蒲が満開を迎え、きれいです。
22・23・24日の3日間園内の旧秋元邸でお座敷鑑賞会を開催され、初めて行ってきました。
花菖蒲の栽培は今から170年位前の江戸時代、熊本藩で武士の修行の一つとして始まったそうです。お座敷で鉢に植えられた花菖蒲を愛でるのが伝統的な干渉の仕方のようです。床の間に最上の花菖蒲、そして奇数の鉢を座って目の高さになるように置きます。鉢の前に正座って、一礼し、愛でたあと、立ち上がり真上から花弁やめしべの様子を観察します。そして、また座り一礼をするという作法を教えてもらいました。
花菖蒲は1年間端正込めて育てて、花は2日しか持ちません。夜が一番美しいそうで、水を吸い、葉の先に水滴が玉のようにたまり、それが落ちるときに揺れる風情を楽しむようです。
お花もとってもきれいでしたが、その後で出されたお抹茶とおまんじゅうがとってもおいしく、心がリフレッシュしました。
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