国会議員から政治の素人に成り下がってしまった河村市長を嘆く😩の続きとして書きます。
愛知県の大村秀章知事に対するリコール運動の為に集められた署名の約8割が不正だったことが愛知県の選挙管理委員会により明らかになり、遂に愛知県警までもが動き出しました。県警を動かしたとなれば一大事です。関わった人間に対して容赦ない捜査のメスが入ることでしょう。
然し乍ら、ここまで杜撰な方法を用いて愛知県議会が可決成立させた事柄の重箱の隅を突く様なことをしていたなんて呆れてしまいます。況してやリコールの先導役には国会議員を経験していた上に現役の市長が絡んでいたんです。勿論、これが高須克弥氏を中心とする民間人だけでも十分すぎる程に大きな問題ですが、公職に就いている人間が絡んでいるだけに性が悪いんです。
当の河村たかし市長は案の定といいますか『こんな不正は許せませんよ』というポーズに出ていますが、それならば自身の顔写真まで載せてリコール運動に参加していたことへの整合性が取れません。どっぷりと首まで浸かっていた立場で不正を知らなかったなんて有り得ない話です。
もし河村市長が【一歩引いた立場】であるとしたら何処かの段階でストップをかけたでしょう。公職に就く立場として、不正が行われることを判っていながら止めなかったら責任を問われるんですから当然でしょう。ところがそうしたことをするまでもなく高須氏と一緒になって騒ぎまくっていたではありませんか。
何度も触れますが、河村たかし市長は民主党時代に衆議院議員を経験した人です。嘗ては小沢一郎衆議院議員の下で政治に携わっていた人です。それなのに今回、個人的な感情論を盾に法律の手順を無視した暴挙に出た訳です。小沢さんは表立って公言していませんが、内心は相当残念がっていることでしょう。
西暦も2021年になり、どれだけ日本が世界から遅れた法律で運営しているとはいえ、その法律を著しく捻じ曲げた行いをする様なことが日常茶飯事になってしまうと本当に日本は無法者の国になってしまいます。我々が日々こうして生活できるのは法律を守っているからこそであり、その大前提が崩れてしまったら未来は確実になくなります。
それを絶対にさせない為にも河村たかし市長を始めとする賛同者に対しては徹底的な追及と的確な罰則を与えるべきです。逃げ切りなんて以ての外です。否、逃げられないですよ✊。