何やら森喜朗・東京オリンピック組織委員会会長のことを非難するのは老人イジメだとか喧伝されている様ですが、そもそも新型コロナウイルスがなくても東京オリンピック開催が国民の総意ではないのに勝手に立候補して勝手に決めて勝手に盛り上げている背景がある中での今回の発言です。今回の記者会見の内容は、「あれ」と思ったところが多い。
— Karyn NISHIMURA (@karyn_nishi) February 12, 2021
彼らは会議で初めて「男女平等」の問題を考えたみたい。「これからどうすべきか、ティムを立ち上げた」など。つまりこのとんでもない森前会長の失言がなければ、その議論はしなかった。#東京オリンピック #東京五輪 #森会長 pic.twitter.com/7VcA4VL1sm
況してや国際オリンピック委員会との癒着が世界に知れ渡ってしまった中で、その釈明も謝罪もない訳ですから、今後誰が会長になったとしても茨の道は避けられません。如何にして幕引きを図るかを考えた方が国民にとっては遥かに大事です。
そもそも新型コロナウイルスの問題ですら何一つ満足にできていないことが世界に知れ渡ってしまっているんですから、どれだけ開催に向けたアピールをしても簡単には振り向きません。ただでさえ日本は昨年の客船内に於けるウイルスの封じ込みに失敗しているんです。それがパンデミック（広範囲での流行病）の根幹にある以上、本来なら世界が大激怒しても何ら不思議ではないんです。
目に見えぬ敵に対して膨大な国家予算を捻出し、その国々の最高峰の頭脳と組織を集め、一秒でも早くウイルスから解放される様に懸命の努力を余儀なくされている中で、ウイルス拡散の担い手になったことを恥もせず一部の人間の為だけに自国民に無理強いをさせている日本がどうして赦されるでしょうか。
これからすることは明確です。今回の開催権の返上及び向こう半世紀の誘致への立候補辞退表明です。最低限それを掲げて世界からの判断を待つしかないでしょう。もしかしたら物言いがついて１世紀になるかもしれませんが、それも仕方がありません。第一、オリンピックを自国で開催できないことが参加する選手の生命まで縮めてしまうことはないんですから、一日でも早く選手たちが安心して参加に向けた調整ができる土壌を再開発するべきでしょう。
その為には現在のメンバーでは駄目です。総取替えしなければ本当の意味での足並みは揃いません。欲に塗れた３世代前の脳味噌を持つ爺さん連中なんて１人も要りませんし、彼らが跋扈できる環境を若い世代が封じ込めなければなりません。
もう一度書きますが、今回の件で世界は激怒しています。それを日本的な考え方で乗り切ろうなんて到底できません。日本は島国だけに隣接する国々との交流の歴史がないから判っていないんです。勿論、話せば理解してくれる国もあるでしょうが、どれだけ説得しても理解しない国も当然あるんです。それを忘れてはなりません😠。